竜宮城3丁目 -3ページ目

日産 フェアレディZ 40周年記念車

日産 フェアレディZ 40周年記念車


竜宮城3丁目

竜宮城3丁目

欧州日産は4日、
『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)に「ブラックエディション」を設定した。
Zのデビュー40周年を記念した限定車で、欧州各国で合計370台が販売される。

ボディカラーはブラックとクォーツの2色を用意。
どちらも日産が先鞭をつけた「スクラッチシールド」塗装とした。
これは、ちょっとした擦り傷なら、時間の経過とともに元の状態に復元してくれる技術だ。

ダークグレー塗装のアルミホイールは、レイズ製19インチ。
ブレーキキャリパーは赤で仕上げられた。
テールゲートには、「40thアニバーサリー」のエンブレムが配される。

シートとドアトリムには、赤いレザー&スウェードを使用。
シートバックは「40thアニバーサリー」のロゴ入りだ。
レザーステアリングホイール、センタークラスター&コンソール、
ニーパッドには赤いステッチが添えられた。
最新のHDDナビゲーションやUSBポート付きBOSE製オーディオをセットした
「日産コネクトプレミアム」パッケージも標準だ。

メカニズム面に変更はない。
3.7リットルV6(328ps)を搭載し、
トランスミッションはシンクロレブコントロール付き6速MTが標準、
パドルシフト付き7速ATはオプションだ。
0 - 100km/h加速は5.3秒(ATは5.6秒)、最高速は250km/h(リミッター作動)。
排出ガス性能は、ユーロ5に適合している。

ブラックエディションはクーペボディのみに設定され、
4月以降、欧州各国で370台を限定販売。英国での価格は、3万3645ポンド(約470万円)からだ。
これでZの40周年記念車は、日本、米国、欧州で出そろったことになる。

米でプリウスの苦情相次ぐ ブレーキに不具合、100件以上か

米でプリウスの苦情相次ぐ ブレーキに不具合、100件以上か

竜宮城3丁目

トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で、
ブレーキの不具合に関する苦情が米道路交通安全局(NHTSA)に100件以上、
寄せられていることが3日分かった。
苦情は昨年5月以降に日米で発売された新型プリウスに集中しており、
トヨタは「事実関係について確認中」(広報部)と説明している。
だが看板車種のトラブルは、トヨタの主力市場である米国での販売動向に悪影響を与えそうだ。

 NHTSAへの苦情の多くは、低速で滑りやすい路面を走ると、
瞬間的にブレーキが利かなくなるというもの。
新型プリウスはトヨタ堤工場(愛知県豊田市)などで生産され、
燃費の良さと最低205万円という低価格が受け、
平成21年の国内販売台数は旧型も含めて前年比3倍弱の20万台、米国でも14万台に達した。

 トヨタは米社製のアクセルペダル部品の欠陥で、
1月下旬、欧米や中国などで合計約450万台のリコール(無料の回収・修理)を出した。
トヨタは「部品ごとの耐熱試験は実施しているが、車両全体の試験は抜けていた」(佐々木真一副社長)
として、検査項目を増やすなど品質管理を見直す方針を示していた。


フェラーリ初のハイブリッド、燃費は30%向上か

フェラーリ初のハイブリッド、燃費は30%向上か


竜宮城3丁目

竜宮城3丁目

竜宮城3丁目

 フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は28日、
 2010年シーズンのF1マシン『F10』発表の場で、
 『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)にハイブリッド仕様を設定すると宣言した。
 フェラーリ初のハイブリッド車となる。

 599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。
 6.0リットルV型12気筒(620ps、62kgm)をフロントに積むフェラーリのフラッグシップで、
 0‐100km/h加速3.7秒、最高速330km/hとフェラーリの頂点にふさわしい性能を誇る。

 フェラーリはこの599をベースに、ハイブリッド仕様を開発。
 システムの内容は公表されていないが、フェラーリは2009年、
 F1マシン『F60』に「KERS」(キネティック・エナジー・リカバリー・システム)を搭載。
 この回生ブレーキが、599のハイブリッドにも応用される見込みだ。

 また、エンジンは599と同じ6.0リットルV型12気筒で、エンジンが後輪、
 モーターが前輪を駆動する4WDになると見られる。
 もちろん、モーター単独での走行が可能で、アイドリングストップも装備。
 気になる燃費は、最大30%の向上を果たしているとの噂だ。

 599のハイブリッド仕様は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。
 ほぼ市販状態のモデルが展示されると予想されている。


2台のハチロク…トヨタ

2台のハチロク…トヨタ


竜宮城3丁目

竜宮城3丁目

GAZOO Racingが追求してきた「走りの味」と「クルマの楽しさ」を、
幅広い層に提供すべくトヨタが立ち上げた、
新たなスポーツコンバージョン車シリーズのブランド「G Sports」(G's)だ。
東京オートサロン でも複数台を展開している。

第41回東京モーターショーで、スバルとの合作として発表された
トヨタ『FT-86』コンセプトをG'sブランドでブラッシュアップしたのが、
『FT-86 G Sports Concept』だ。ターボを装着し、
サーキットでのスライドコントロールとハイパワーな走りの楽しさを実現している。

ボディは、全長4190mm×全幅1780mm×全高1230mmとなっており、
もとのFT-86より全長が30mm、全幅が20mmプラスで、全高は30mmマイナス。
ワイド&ローに加え、ロングノーズ化されたという具合だ。
インテリアもシートがG's RECAROフルバケットとなっている。
エンジンはもちろん水平対向。排気量は2000ccで、前述したようにターボの装着も実施される。

FT-86のそばに展示されていたのが、元祖ハチロク、
しかもコミック「頭文字D」の主人公の愛車を再現した
『スプリンタートレノ[AE86]イニシャルD仕様』だ。
外見は、原作の第2部「プロジェクトD編」の途中から登場し、
現在も主人公の藤原拓海が操っているバージョン。
エンジンフードがカーボン製に変更され黒くなっている。
製作は、ハチロク専門ショップのカーランド。

スバル インプレッサのラリーカー、英プロドライブが発表

スバル インプレッサのラリーカー、英プロドライブが発表


竜宮城3丁目

英国プロドライブ社は19日、
スバル『インプレッサ』のグループNラリーカー、『インプレッサN2010』を発表した。

インプレッサN2010は、2010年シーズンのFIA(国際自動車連盟)
グループNやスーパー2000(S2000)カテゴリーへの参戦を可能にするラリーマシン。
スバルのWRC(世界ラリー選手権)黄金時代の立役者、プロドライブ社はスバルのWRC撤退後も、
そのノウハウを生かしたラリーカーを製作している。その最新作が、N2010だ。

N2010は、2.0リットル水平対向4気筒エンジンに、IHI製ツインスクロールターボの組み合わせ。
FIAのレギュエーション改訂に対応しており、
エアリストリクターの直径は32mmから33mmに拡大した。
さらに、ハイフロー燃料インジェクターの採用やコンピューターの変更により、
20psのパワーアップに成功している。

足回りには、オーリンズ製ダンパーを装着。
ブッシュ類は、すべて強化された。ブレーキはAPレーシング製。
トランスミッションは、プロドライブとヒューランドが共同開発した
5速シーケンシャル・ドグミッションだ。室内にはロールケージやバケットシートなど、
ラリーに必要な装備が奢られる。車両重量は1350kgに抑えられた。

インプレッサN2010の価格は、12万ポンド(約1790万円)から。
プロドライブとしては初めて、2年間のリースプログラムも設定し、
幅広いラリーユーザーにアピールする。