クライスラー、アメ車初のエコカー補助対象車「ジープ」を発売
クライスラー、アメ車初のエコカー補助対象車「ジープ」を発売
クライスラー日本(東京都港区)は21日、
米国車では初めてエコカー補助金対象車となるコンパクトSUV
(スポーツ用多目的車)「ジープ・パトリオット」の2010年モデルを、
2月1日に発売すると発表した。
総排気量2400ccで、仕様は右ハンドル。
価格は291万9000~342万3000円。
エンジンのソフトウェアを変更するなどで、
燃費を従来のガソリン1リットルあたり10キロから10・6キロに改善。
補助対象の基準となる日本政府の2010年度燃費基準をクリアした。
ただ、今回の基準達成は、日本政府が米国から批判を受け、
20日に発表した補助制度の運用緩和とは関係なく、性能向上で実現したと説明している。
トヨタ 高性能スポーツカー「LFA」に予約殺到…国内分
トヨタ 高性能スポーツカー「LFA」に予約殺到…国内分
トヨタ自動車は15日、世界で500台を限定販売するレクサスブランドの高性能スポーツカー
「LFA」の国内分(165台)の購入申し込みが約500件に達したことを明らかにした。
申込期限は3月下旬だったが、予約が殺到したため13日で締め切った。
4月ごろまでに抽選で購入者を決定する。
LFAは排気量4.8リットル、560馬力のV型10気筒エンジンを搭載。
販売価格は現時点で国産最高の3750万円で、フェラーリなどに匹敵。
昨年10月の東京モーターショーで発表され、今年12月から生産を開始する。
海外分は予定通り受け付ける。11~12年に走行性能を高めたモデルも販売する計画。
化した“痛車”にも注目!「東京オートサロン2010」の個性派カー
化した“痛車”にも注目!「東京オートサロン2010」の個性派カー
通常の車両に対し、なんらかの性能向上が図られた「チューンドカー」
をメインに展示することで、多くのファンに人気の「東京オートサロン」。
今年も、「幕張メッセ国際展示場」(千葉県千葉市)にて1月15日より開催され、
631台の個性的な車両が来場者の目を引きつけている。
中でもより異彩を放っているのがチューニングカーエリアに展示された“痛車”の数々だ。
アニメやゲームなどのキャラクターを大胆にデザインした痛車。
昔は自動車メーカーも敬遠する傾向にあったというが、
今では各社競うように痛車に力を入れているという。
「ここ2~3年で企業の参戦が増えましたね。今年に入ってすでに2~3台デザインしましたよ」
と笑顔で話すのは、尾林ファクトリーの痛車のカッティングステッカーを担当するスタッフ。
「数年前は、“冷蔵庫”と呼ばれるように、
お気に入りのキャラクターの小さなステッカーをペタペタと貼るのが主流でしたが、
最近では印刷技術の進化により、大掛かりなデザインが可能になりました」とのこと。
車両丸ごとデザインすることで、昔にはなかった“統一感”が生まれ、
ユーザーの思い描く世界観により近付けることに成功している。
“痛車”の人気は今後も右肩上がりで続きそうだ。
ほかにも、車両全体がキラキラの「クリスタルベンツ」や、
タレントの所ジョージさんがプロデュース・デザインをした、
ゼンマイで走るのに乗車も可能なチョロQ「ポンコチックPON-ZERO」など、思わず目を奪われる
“個性派カー”がズラリ。車に詳しくない記者も時間を忘れ楽しむことができた。
急激な経済情勢変化にも関わらず、自動車メーカー、
アフターマーケット・パーツメーカーなど、前回比21%増(!)の403の企業や団体が参加し、
展示車両も631台を数える今年の「東京オートサロン 2010 with NAPAC」。
車好きの人もそうでない人も、東京オートサロンを堪能してみては? 意外にハマること請け合いだ!
ダイハツが1位、レクサスを上回る…「故障が少ない」仏調査
ダイハツが1位、レクサスを上回る…「故障が少ない」仏調査
フランス消費者組合連盟は、機関誌『UFC ク・ショワジール』の1月号で、
乗用車の信頼性とコストに関する最新の調査結果を発表した。
調査は、読者2万6000人からの回答をもとに集計したもの。
それによると、「故障の少なさ」ではダイハツが1位で、2位はレクサス、3位はルノー・グループのダチアだった。
また「年間維持修理費の安さ」の項目では、ダチアが130ユーロ(約1万7200円)でトップ。
2位マツダの229ユーロ(約3万0400円)、3位フォード230ユーロ(約3万0500円)を大きく引き離した。
「故障の少なさ」で1位になったダイハツは、フランス市場で『クオーレ』(日本名『ミラ』)、
マテーリア(同『クー』)、トレヴィス(同『ミラ・ジーノ』)、シリオン(同『ブーン』)、
テリオス(同『ビーゴ』)、そして『コペン』の6車種を販売している。
参考までに欧州仕様のクオーレは998ccエンジンで、
フランスでの小売価格はマニュアル仕様が1万0690ユーロ(約142万円)。
ダイハツは昨2009年に、ドイツでもJDパワー&アソシエイツ社の顧客満足度調査で1位を獲得している。
ただしフランスの主要メディアは、むしろダチアの好成績にスポットを当て、
ルーマニア製のローコスト車として登場した同ブランドが
「安かろう、悪かろう」ではないようだと報じている。
ちなみに、ダチアの最も安い『サンデロ』1.2リットルのフランス小売価格は、
7800ユーロ(約103万円)。フランス政府の買い替え奨励金を活用すると、
約6000ユーロ(約80万円)で買えるモデルもある。
同時に、調査ではフランス国内3ブランドが奮わなかったのも際立った。
「故障の少なさ」でシトロエンは21位、プジョーは24位。
とくにルノーは28位に留まり、皮肉なことに子会社ダチアと明暗を分けた。
ダチアからみれば、いわば下克上状態ともいえる。
「年間維持修理費の安さ」でもプジョーの9位 250ユーロ(3万3200円)が最高位だった。
メインテナンス・コストに敏感なフランスのユーザーだけに、
調査結果は彼らのブランド認識の変化を加速させるかもしれない。






