能の海士(あま)って、いい曲ですよねぇ~☆
今日は今週土曜日に渋谷観世能楽堂で行われる梅若研能会の申合(リハーサル)を、代々木上原にある梅若万三郎家能舞台で朝10時からしていました。
能が2曲出るうち、僕は2曲目の海士の地謡をいただいておりました。
この海士という曲、先月の能学塾で取り上げた曲目でした。謡自体は前々から頭に入っていましたが、能学塾のために下調べをして、
「ここは言葉、セリフの中にこういう思いを含んでいるのか」とか
「引用している漢詩や和歌の世界、見事だな」とか
生意気にも思うようになりました。
能学塾はお客さんの為の講座であると同時に、実は自分の勉強の場でもあったりするのです。
ここで勉強したことが、将来シテ(主役)を舞う時や地頭(地謡のリーダー)をする時などのひとつの糧となるような気がしました。
また、取り上げた曲すべてを自分が好きになるというのも面白い所です。やっぱり好きじゃないと、この職業は長続きしないように思えます。
能学塾を始めて約半年、常連のお客さんもだんだん増えてきて、自分としてもうれしい限りです。
これからも「能に少しでも興味のある人に僕たちは何ができるか?」ということを、自問自答しながら、常に前へ、未来へと進んで行きたいと思う今日この頃でした。
ではでは、おやすみなさいー☆
о(ж>▽<)y ☆