昨日の国立研鑽会は雨にもかかわらず、大変多くの方に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。
国立研鑽会独特の楽屋や見所の雰囲気の中、舞囃子を舞わせて頂き、大変勉強になりました。まだまだ駆け出しの内弟子にも関わらずこの様な御役を頂き恐縮です。
自分の中では、今自分の持てる精一杯の力で舞いました。ただ、楽屋に戻ってから、色々な先生方にご指摘を頂き、「まだまだだなぁ~」と痛感しているところです。
コメントを頂きました「白梅」さんの仰る通りアゴが出てしまう癖があるようでして、父からは常々「後頭部を後ろに引きなさい」と注意されます。今後の自分の課題であります。
昨日の公演が終わりましてから、あるお囃子方の先輩とお話しする機会がありました。その方曰く「30(歳)過ぎたら誰も注意してくれないからね」と。思わず「はっ!」としてしまいました。確かに今は色々な方にご指導頂いてますが、いずれは独り立ちしていかなくてはならない訳で、そんな時に頼れるのはそれまで積み上げてきた自分の力しかないんじゃないかなと…。
昨日の舞囃子は昨日の事として受け止めて、また今日から半紙よりも薄い日々の努力を積み重ねていきます。