国立研鑽会まであと2時間半 | 能役者青木健一のお稽古日記。

能役者青木健一のお稽古日記。

能役者、観世流青木健一(梅若研能会所属)の日々の活動や能に対する想いを記すお稽古日記。

父一郎からの教え、芸大在学時の先生方からの芸談等を更新。

皆さんお元気ですか?能役者の青木です。


さてさて、今日は雨も降っているので朝から寒いですね。今日、午後5時から東京・千駄ヶ谷にある国立能楽堂で研鑽会という会が催されます。実はその会の中で舞囃子「鞍馬天狗」を舞わせて頂くのです。


会が始まる2時間半前だというのにこの緊張は何なんでしょう。本当に泣きたくなってきます。 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


多分観世流の御家元や御家元系の先生方がご出演され、その楽屋の厳しい視線の中、舞台に立つ事が緊張の原因かと…。


昨日の申合もかなり緊張してしまって、終わってからある先生に「緊張しすぎ。君は真面目すぎるからなぁ。もっと力抜いてやりぃ。」と…。



せっかく舞台で舞囃子を舞わせて頂くまたとないチャンスなので、適度な緊張感を持って臨みたいと思います (`・ω・´)ゞ




【番組】

国立研鑽会

日時 平成18年9月13日(水)

開演 午後5時/開場 午後4時


場所 東京千駄ヶ谷 国立能楽堂


能「養老」(宝生流)


舞囃子「松虫」(観世流)


舞囃子「班女」(観世流)


7時過ぎ

舞囃子「鞍馬天狗」(観世流) 青木健一


舞囃子「鶴亀」(宝生流)


舞囃子「班女」(金春流)



入場料無料/全席自由 

お問い合わせ  国立能楽堂 03-3423-1331