ズルドンからの展開...パクリ記事(^^;) | 柴犬さくらのすけとSKIに行ってきます

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柴犬さくら+柴犬くらのすけ(16.01.12.他界)+飼い主さくらのすけ
この3名で雪を追いかけて1年中スキーしています
16-17season 雪上滑走300日を達成(^o^)q


やって来ました春コブの季節♩

最近お二人のアメブロガーさんが所謂ズルズルドンでコブを滑る記事をアップされているのを拝見して
これはズルドン大好きな僕も便乗せねば!と思った次第←要はネタのパクリですね(^^;)



さて本題
スキー界でコブを得意とする指導者たちの中には
ズルドンを良く思っていない方も多いように感じます
その理由としては「最初にズルドンでコブの滑り方を覚えると 一生ズルドンから抜け出せない」というようなニュアンスかと思うのですが
んなこと言われたって僕みたいな天性のビビリにとっては「ズルドンするな=コブには入るな」ってことになっちまうんですよ(ー.ー;)
でも恐いもの見たさでコブも滑ってみたいから取りあえずズルズル〜ドスンと入ってみる→そしてズルドンで滑れるようになったら脱ズルドンを目指す
といった身のほど知らずな欲が出できてしまった訳なんですよね(^^;)


ところで
脱ズルドンすなわち『ズルドンじゃないコブ滑り』と言えば
とても大雑把に分けてしまうと

◆基礎系
しっかりとターン弧を作る
検定では回しこむ滑りの方が点数が出るらしい

◆モーグル系
アグレッシブに縦に落としていく
主流はニューライン(ポーパスターン)

↑こんな感じでしょうか

で  僕が魅力を感じたのは (たまたま)モーグル系でして
ズルドンからの展開でニューライン(ポーパスターン)をモノに出来るか?
というのが今回のテーマなので御座居ます(*^^*)b


まずはズルドン滑りの動画を1本
ズルドンとは言っても純粋なズルドン(=ピボット+横滑りの連続)ではなくて 「板を廻しながらコブ裏をズルズルと落ちていって谷底でドン」の繰り返しで  僕は勝手に廻しながらズルドンと呼んでいます

この時の本人の意識としては「1ターン 1ターン きちんと仕上げる事」をテーマにしていて
もう少し具体的に言うと「1ターンごとに停止するくらいのつもり」で滑っています
ストックのグリップは小指と薬指で握って ガッツリ突きにいってます
余談ですが  これは実は 2ヶ月後に準指の検定を受ける予定だった方に「コブの難易度を下げる方法の1つ」として お見せした滑りです←検定会場が2月の菅平との事だったので カチンコチンの硬いラインでも完走できるように...と

「これは板が回旋してるからズルドンではない」と言う方もいらっしゃるかも知れませんが
スキーヤー本人の足裏感覚としてはズルズルドン以外の何物でもありません



さて僕の場合
上記の「廻しながらズルドン」からニューライン(もどき)に至るまでに
次の動画のような段階を通りました
(時系列は滅茶苦茶だしバーン状況も大違いですが...)

これも廻しながらズルドンには違いないのですが
1本目の廻しながらズルドンとの相違点は
ズルズルからのドンで深めに吸収しているところです

ちなみに
1本目の動画は20°弱の中斜面でシャバ雪(12月の軽P プリンスゲレンデ上部) 板は基礎の2ndモデル(テイストはスラ板)
2本目は35°近い急斜面でアイスバーンとシャバ雪のミックス(9月の乗鞍大雪渓 第3ステージ) 板はペナッペナのビギナー用です



話を元に戻します

2本目の動画は ズルズルからのドンと同時に深めに吸収する事で 板がコブの土手に乗り上げています(=俯瞰すると ドンの直後に 板が斜め前方に20cmほど進みます)
黒い太線;ドンと落ちた瞬間の板の位置
赤い矢印;ドンで吸収しない場合に板が進む方向
青い矢印;ドンで深く吸収すると板が進む方向

板がコブの土手に乗り上げる事で生じるメリットは幾つかあって
まずは ①スピードをコントロール出来る事←板がコブの土手に乗り上げるのだから(=坂を登るのだから)当然スピードが落ちる←アイスバーン混じりの35°近い急斜面なので スピードを殺せる要素は1つでも多く欲しいですよね(もし乗鞍大雪渓でオーバーランしたら大怪我しちゃうし)
そして ②板がコブの土手に乗り上げる事によってトップが浮く=先落としが容易になる(前述①のスピードコントロールと相まって 慌てずにトップを落とすトレーニングになると同時に 先落としの有効性を実感する良い機会になりました)
さらに ③それまでのズルドンでは有り得なかったコブの土手を通るラインを体感する事が出来た
おそらく コレがズルドンからニューラインへ移行する上で1番のキモだったように思います


またまたシーンは初滑りのシャバ雪(11月の軽P)
このあたりからニューライン(ポーパスターン)が少しずつ見えてきた感じです

1〜2ターン目は以前からの廻しながらズルドン
3〜4ターン目で板を縦に入れて
それ以降はニューライン(ポーパスターン)もどき
ストックのグリップは人差し指と中指で握って 軽めに㌧♩
あくまでももどきのレベルですが
自分ではズルドンから1歩(半歩?)抜け出せたような気がしています


こちらは12月の軽P
やはりズルドンから入っていますが
1つ前の動画よりも早めにニューラインへ移行しています

1ターン目は毎度お馴染みのズルドンで
2ターン目から板を縦に入れて
それ以降はニューラインもどき


本当は上から下までニューラインで通したいのですが

何故か1ターン目からニューラインで入ると
あえなく途中で破綻(・_・;)

まだまだ修行が足りませんねσ(^.^;)





以上 まだまだ修行は足りませんが
とりあえずズルドンからコブ入門してもニューラインへ展開できんじゃね?
という お話でした(・∀・)b












おまけ
柴犬さくらの背中を見ていると.....
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コブに見立てて「ここで減速できそう」とか「ここで先落としだな」なんて思ってしまう最近の飼い主ですσ(^.^)