天与の花〜私が「わたし」になる、ということ | アロマリンパ&チャクラマッサージと禅タロットセラピーで心身を開放☆アロマサロンリラクシン

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信頼の施術で疲れきった心と身体を充分に癒して幸せ度を上げます。

心のケア禅タロット

身体のケアアロマで癒す

緩和アロマセラピストの松浦智恵美ですベル

 

 

引越しまで、あと2週間をきり、

ようやく昨日辺りから荷造りスタートあせる

 

アロマ関係や、

カウンセリング関係の本を詰めていた時、

 

懐かしい冊子が出てきました。

 

それは以前の引越で、

段ボールにそのままにしてあった中に、

ありました。

 

 

「環遊会」

 〜自由な「場」で「何か」を体験する〜

 


  

「環遊会」とは、

 

専任カウンセラーをお招きして、

私が有志を募って始めた

カウンセリング自主グループのこと。

 

2000年4月に立ち上げ、

月に一度、開いてました。

 

2009年の5月、

100回を記念して、冊子を作られたんですね。

 

言い出しっぺのくせに、

この頃、私はお世話係を引退(?)してた。^^;;

 

 

「懐かしいなぁ〜」と、思いながら

パラパラめくってたら、

 

自分の投稿も、載っていましてね、

 

書いた内容は、

カウンセリングの創始者、

カールロジャーズの娘、ナタリーロジャーズが

創った物語の掲載と、読んだその想い。

 

 

カウンセラーさんから、紹介していただき

初めてこの物語を読んだ時、

まるで自分のことが書かれているように感じられ、

深く心に刺さり、涙がボロボロ...

大きな衝撃を受けました。

 

最後に、私は次のようにまとめて

締めくくっていました。

 

「私」に与えられた、

 世界で唯一の「天与の花」

 これからどんな花を咲かせるでしょう。

 きっと、きっと、

 私らしい花が咲くに違いない。

 まだ、三分咲き、ってところかな?

 これから、満開になる!

 と自分を信じている私です。」と。

 

 

その後の引越などで、

この物語のプリントが、

行方不明でずっと探していました。

 

今、このタイミングで

この冊子の中に、

自分が書いてたので見つけられて

ほんと、嬉しい。

 

荷造りの手を止めて、

 

皆さんにも紹介したくなって、

ブログに書いてます。

 

長文です。

 

ご興味のある方だけ、読み進んでくださいね。

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 「天与の花」

 

昔むかし、あるところに一粒の花の種がありました。

お百姓は、来年の春になったら蒔こうと種を袋に入れて

納屋にしまったきり、この種のことをすっかり忘れて

しまいました。

 

納屋の中には、時には焼けつくように暑く、また、

時には凍ってしまうほど寒い日もあったので、種は

次第に衰弱し、自分がどんな植物でどのような花を

つけるのか覚えていられなくなってしまいました。

 

何回目かの春が巡ってきました。

ある日、納屋の片付けに来たお百姓は、

この種を見つけ、今年こそは蒔いてみようを思うのでした。

実を言うと、お百姓にもどんな花なのか、

思い出せなかったのですけれど。

 

お百姓は、毎日やってきて「早く芽を出せ!と急かせました。

種は慌てて芽を覗かせました。

お百姓は、「もっと、大きくなれ!」と喚きました。

双葉は急いで背伸びしました、

お百姓が、「枝を張れ、葉を茂らすのだ」と命じたので

苗は、頑張って枝を広げました、

「枝ぶりが優雅っでない」と文句を言われて、

枝は精一杯シナを作りました。

 

お百姓は、「花を咲かせろ」と言い募りました。

枝は、可憐な花をソッと咲かせました。

だが、お百姓は「もっと大きく華やかで、

もっと美しい花をつけるのだ」というが早いか

その花を無惨にも摘み取ってしまったのです。

 

木は、あまりの痛さに気を失いました。

だが、お百姓はその木を揺すぶり起こして言いました。

「私が望むような花を咲かせないのなら、

お前を根こそぎにしてやる」と。

「まだ、死にたくない、どうぞ生かしてください。」

植物は、泣いて頼みました。

そして、望み通りの花を咲かせようと誓うのでした。

花は、美しく咲き、道ゆく人に愛想良い笑顔を振りまきました。

誰もがこの花を愛し、その優雅さを讃えました。

だが、無理にしなを作っている苦しみや、花を摘まれた

痛みを押し殺していた植物は、

次第に感じる心を失って行ったのでした。

 

こうまでして生きていて何になるというのでしょう。

急に張り詰めていた心の糸が切れる思いに

花は正気を失って萎え、葉は枯れて落ち始めました。

お百姓は、これを引き抜き、道端に打ち捨てました。

真夏の暑い昼下がりのことでした。

 

通りがかった旅の若者が、この木を見つけ、

大事に持ち帰って、自分の庭に植えました。

畑を耕し、たっぷり水を与えて、

「ゆっくり身も心を癒しなさい」と言うのでした。

若者は、夏に植えたこの木に、「夏生」と名付け、

「充分時間をかけて、本当のお前として育ち、

 お前の花を咲かせるのだよ」と優しく言いました。

 

生まれて初めて、自分らしく生きることを許されたー

それはなんと喜ばしくも、恐ろしいことなのでしょう。

人の命令に従うことも、誰かの真似をすることも

できないのですから。

 

春になり、辺りは美しい花が彩りどりに、秋には

見事な果実を結んでも、夏生は、相変わらず丸裸。

でも若者は、毎日やってきては水をくれ

しばし、腰を下ろしていくのです。

 

「していただくばかりで、なんのお返しもできないのが

 心苦しくてなりません。」

「いやいや、私はこうしてお前と共にいるのが嬉しいのだよ」

夏生は、ほとほと情けなく思いました。

自分で自分がなんだか解らないーどうなりたいのか

解らないなんて、なんて悲しいことでしょう。

長いこと、押し殺して感じるのを自分で許してこなかった

痛みが、苦しみが、怒りが、嘆き憤りが、

心の底から湧き上がり、涙と共に流れ出てきて、

思いっきり、声を上げて泣きました。

これまで、一度だってしてこないことでした。

 

泣くだけ泣くと、

痛みや苦しみが静かに去り、生きている喜びや

若者への愛、青く澄み切った空に浮かぶ雲の

美しさへの感動で、心が震えるのでした。

「ああ、私にも感じる心があった。」

ゆっくりと、だが、確実に、

生命の息吹が感じられました。

この小さな生命に宿っている天与の花が、

やがては、咲く日も来るでしょう。

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

あれから12年...

今は亡き先生(カウンセラー)に、ご報告流れ星

 

「あの彼岸花のように、

 私、咲いたよガーベラ


 

私にとって先生は、この物語の「若者」でした。

 

 

命の恩人...

 

 

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