あおいです。
学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組のポイント(文部科学省のHP)
上記のサイトは、アイさんとメッセージのやり取りをする中で、かなり早い段階で教えていただいたものです。
平成25年6月に「いじめ防止対策推進法」が公布されたことを受け、息子の住む行政区の全ての小中学校に「いじめ防止基本方針」が策定されています。
息子の通った小学校の「いじめ防止基本方針」は、かなり具体的にいじめ防止策やいじめが発生してしまったときの措置についてのチャートを作り込んでいます。
(いじめは無くなりませんでしたが)(先生によるバラつきまで解消はしませんが)
書いてあることは「自明だろう」と思うことだったり、キレイ事だったり、渦中にいる時には心に響きにくいこともあるのですが、このような原理原則こそが交渉をするときの武器となります。
また弱った心を立て直すときの処方箋の役割を持つこともあるでしょう。
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さて。
学年主任の先生との面談の話です。
面談の効果が表れているかどうか、については、少なくとも学校側の対応に変化が出ています。
生徒たちの在り様に変化があるかどうかは、分かりません。
面談の週に期末テストがあり、そして今は修学旅行に出かけています。なので、学校が通常運行になるまでは様子見となります。
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面談の申し込みは、週明けの朝に電話にて行いました。
ホームルームの時間を狙って電話しましたが、これは、担任の先生に気付かれたくなかったからです…せこいですが…
アイさんの助言通り、制服を見つけてくださったお礼から入りましたが、さすがに学年主任の先生はベテランで、本旨がそうではないことを分かっていました。
面談を希望したい、と申し出ると、すぐに先生の空いている時間を教えてくださいました。
「息子くんには、内緒ですか?」
「はい」
「それでは、生徒の目につきにくい場所で面談を行いましょう。まずは事務室にいらしてください」
嫌がる素振りもなく、非常に穏やかな語り口です。
なのに、学校へ向かう私は、指先は冷たくなって震えるし、動悸もすごくて…すごいストレスを感じていました。
ここまで受け入れてくれそうな雰囲気を出して貰っても、不安なものは不安で、怖いものは怖くて、イヤなものはイヤなんだな、と自分が情けなくなります。
フラフラしながら事務室に向かうと、すでに学年主任の先生が待っていました。