あおいです。
息子を取り巻く現状を深く思索するために、彼の幼いころの話を書いています。
息子は発達障害の診断をいただきませんでしたので、グレーゾーンに属しているであろう子です。
保育園の先生に療育をすすめられたものの、夫が拒否。
夫の一族をよく知る精神科医の先生は、困ってから行動すれば? という考え方で、私もそれにのっかりました。
夫の一族をよく知る精神科医の先生は、困ってから行動すれば? という考え方で、私もそれにのっかりました。
翌年、保育園から幼稚園に転園しました。
悲しいことに、通っていた保育園が資金不足で閉園してしまったのです。
閉園が決まったのが一月末。
近所のお寺に駆け込んで幼稚園を紹介してもらい、入園することができたのです。
悲しいことに、通っていた保育園が資金不足で閉園してしまったのです。
閉園が決まったのが一月末。
近所のお寺に駆け込んで幼稚園を紹介してもらい、入園することができたのです。
入園にあたっての面接で、息子に療育をすすめられた話を出しました。
園児数の多い園だったので、先生の手や目が行き届かないことを危惧したのです。
保育園と同じように、先生の手を煩わせるのではないかと思っていました。
園長先生は「今の子は息子くんに限らず色々ありますよ」とおっしゃいました。
「保育園でもちゃんと運動会や発表会をこなしたんなら、うちでも問題ないでしょう」
「保育園でもちゃんと運動会や発表会をこなしたんなら、うちでも問題ないでしょう」
そういうことで無事に入園しましたが、早速、男の子たちから突き飛ばされる洗礼を受けました。
保育園は園児数20名ほどの、小さなところでした。
当然、年長さんクラスの年代の子もいましたし、同じ年齢の子もいました。
しかし、保育園の環境で、息子が何か被害を受けることは、実はただの一度もありませんでした。
…でしたので、突然の物理攻撃をみて、私は大きな衝撃を受けたのです。
担任の先生の言い分はこうです。
「よくあることです。息子くんも強くならないと」
「よくあることです。息子くんも強くならないと」
ごもっともです。
ですが残念なことに息子はそういう子と仲良くなることも、ケンカすることも、仕返しすることもできないことが次第に分かってきたのです。
ですが残念なことに息子はそういう子と仲良くなることも、ケンカすることも、仕返しすることもできないことが次第に分かってきたのです。
嫌なことをされてケンカも仕返しもしない子どもがいるなんて、思いもしませんでした。
教室にいても他の子とは交流せず、粘土遊びとお絵かきに没頭しています。
運動はまるで苦手で、体操する場所から脱走はしませんが、先生の指示通りには体操が出来ません。
やろうとしても、うまく出来ないのです。
母親の私が「うわぁ」と思っていることを、他人である担任の先生が「うわぁ」と思わないはずもありませんでした。
早速、息子は「何もできない子」認定をいただき、行事のたびに端に追いやられる幼稚園生活となってしましました。
母親の私が「うわぁ」と思っていることを、他人である担任の先生が「うわぁ」と思わないはずもありませんでした。
早速、息子は「何もできない子」認定をいただき、行事のたびに端に追いやられる幼稚園生活となってしましました。
担任の先生にとっては、打てば響く乱暴な子より、打っても全く響かない息子方が面倒くさい存在だったのです。
さて。
幼稚園に入学してから民生委員さんが息子の祖父母宅に現れました。
息子に三歳児半健診を受けるよう説得しに来たのです。
息子に三歳児半健診を受けるよう説得しに来たのです。
一歳児半健診にて調書に「非協力的」と注記されているためなのか、私は要注意人物になっていたようでした。