Story オリーブ2.待ちぼーけの後に | 青い鳥動物愛護会

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おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

オリーブの母親はお腹に子どもがいて

周南市の保健所で殺処分される寸前に

青い鳥で引き取り

その翌日に出産が始まりました。

11匹が生まれる様子については

「Story母犬」で詳しく紹介していますが

ネット放送「ふわっち」のリスナーで

スマイルという名前の男性の

「費用を負担するので引き出して下さい」

という熱心な願いに動かされました。

 

11匹の子のうちオリーブは

5番目に生まれた女の子です。

 

そして子育ての様子をブログで紹介すると

真っ先に「オリーブの里親に

という申し込みがありました。

でも

「10月に引っ越すので、その時まで

シェルターで預かってくれませんか」

との条件がついていました。

 

今になって思えば この時に

「他の希望者さんがあったら

そちらを優先して話を進めます」

というべきだったのかもしれません。

 

なにしろ生後2~3か月は

もっとも可愛らしい時期で里親希望者も多く

その時期を逃すと

急激に譲渡率が下がってしまいます。

 

オリーブは愛らしい子犬時代を

また人との暮らしに慣れる時期を

シェルターで過ごすことになってしまいました。

兄妹たちが次々に譲渡されて行くのを

見ながら8月、9月と待ちぼーけです。

 

9月25日にサンバが譲渡される際

優しい里親様が

兄妹で1匹だけ残っていたジャズも

一緒に引き取って下さいました。

このことは「使命と子犬たち⑦」

「ジャズもおいで」に泣きました

で紹介しています。

 

でも最後にサンバとジャズが引き取られた時

 オリーブも残っていたのです。

10月には迎えに来ると信じて・・・

 

~*~*~*~*~

 

そして約束の10月がやっと来ました。

結果はキャンセルです。

数か月待たされた上に

譲渡の話は立ち消えになりました。

 

プライバシーにふれるので

詳しい事情は話せませんが

大まかにはこういう事らしいのです。

 

何ということでしょうか。

そんな人の世の気まぐれな成り行きも知らずに

1匹だけ残されたオリーブは

子犬たちのお姉さんとして

シェルターで無邪気に遊んでいました。

既に生後4か月です。

 

続く・・・

 

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