緊急、猫を探し続けて。「ハンサムくん」 | 青い鳥動物愛護会

青い鳥動物愛護会

NPO法人青い鳥動物愛護会の公式ブログです。人と動物が真に共生していける心豊かな社会を目指しています。

おはようございます。


先日青い鳥は地域情報誌ホップに、2歳の純白の猫を探す広告を出しましたが、


そのホップのお隣の欄にも同じように、猫を探す広告がありました。


その後、その広告を出された方から青い鳥に電話があったのです。


その方は泣きながら話をされました。

もう毎日長い時間、その子を探し、心配し、自分を責めておられます。



その方がおっしゃったことをかいつまんで説明しますと…





今年の7月、ゴミのような匂いと、ドロドロの姿の猫が、その方の家に

来るようになっていたそうです。

ある日、その方が急に玄関を開けると、猫はパニクッたのが、当たった訳でもないのに、

横向きに倒れ、段差から落ちて、気絶をしたそうなのです。


そんな猫は初めてだったのでとてもびっくりしたそうなのですが、

それほどの緊張の中で、怯えながら生きていたのだと

想い、愛おしさが込み上げてきたそうです。


その方は猫に「ハンサムくん」と名付け「大丈夫よ」と優しく声をかけ

毎日餌をやりました。そして、やっと触れるようなり、

ついには家の中で一晩中、自分の体のどこかをその方の身体に付けて寝るにまでなりました。



ある夜、人が通ると、誰かを探してしるような仕草に見えたその方は

もしかして本当の飼い主さんがいるのではないか?と思い、

ホップにハンサムくんの写真を載せ、飼い主さんを探すことを思いつき、8月14日に

広告を掲載したそうです。



すぐに「私が飼い主です」と電話があり、ある人が迎えに来られたそうです。


(本当に飼い主さんだろうか)と頭の片隅で思ったそうですが、

飼い主だと名乗り出てわざわざ迎えに来られたので

信用してしまい、「ハンサム」くんを渡してしまったのだそうです。



その家は5キロくらいの所でした。
でもそれから30分くらいして

さきほど「ハンサムくん」を連れて帰った人から電話があったそうなのです。


「逃げました。うちの子ではありませんでした。2日もすればあなたの所に帰るでしょう」と。


(山口市大内長野付近)


仰天したしたその方はすぐにタクシーでそこに行き、それから朝までずっと探し回り、

今も毎日探し続けています。





5キロと言っても、その方の家との間には途中は大きな道や川があり、

とてもハンサムくんが戻れるとは思えず、

自分の不注意でせっかく助けたハンサムくんをまた不幸にしてしまったの

ご自分を責め続けて必死で探し続けておられるそうです。


ハンサムくんの体は、猫の体ではなく、ブリキの置物のように固く、

凄い恐怖心で、その方の側に居るときだけが少し安心できるように見えたそうで、

その姿を思い浮かべては

「自分を責めています。あの仔には何の罪もないのに。
私は何が何でも、1日も速くあの仔を見つけ、 我が家に連れて帰り、

大切に1から信頼関係を取り戻して行きたいです。」
とのことでした。

お気持ちよく分かります。
心が痛いです。
本当に見ていられないほど痛々しく、必死でハンサムくんを探しておられます。


もしハンサムくんを見かけられた方は、どうかお電話宜しくお願いいたしますm(__)m。
(電話080-6305-5378ヤマモト)


よろしくおねがいいたします。


※一応飼い主を名乗り引き取った方の名前も家もわかっていますので

青い鳥も調査と探索をしていきます。



よろしければ応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ ボランティアへ