熱中症対策 | 青い鳥動物愛護会

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NPO法人青い鳥動物愛護会の公式ブログです。人と動物が真に共生していける心豊かな社会を目指しています。

おはようございます、青い鳥です。

ようやく涼しくなってきました。

本来は暑くなる前に「熱中症対策」いついて書くのがよいのですが、

この夏を超えて、今だからこそ、

反省点や、改善点などを総括でき、気付いたことをまとめることができましたので

少し考えを書いてみたいと思います。



動物も人と同じような感性をもち、同じような病気にかかり、日々苦しんでいる様です。
特に夏は、毛皮のコートを着ているぶん、怖いのが熱中症。
暑さでぐったりしていて熱中症が疑われるときは、

人間と同じ、まず体を冷やし、水分を補給し、

それでも改善しなければ病気へ行くことです。

毎年熱中症で死ぬ動物は多いのですが、

人間のように届けを出さないし、病院にかかっていない動物もいるため、

正確な数は把握できないのが実情です。

それでも多いのは間違いなく、外に繋がれている犬です。

特に、鎖が短く、自由に木陰に逃げ込めない犬などは深刻です。




自由に動けるクマちゃんもこの夏は少し暑そうでした。

夏は家のどの方向に犬が居るかをよくチェックし、

可能なら、北側に移動するようにします。



青い鳥でも、ビニールシートやUVカットのテントなどを並べて日影を作っています。
風通しも大切ですよね。
(洗濯物が見苦しくてすみません)


でも、いくら日影になっているように見えても、

UVカットなどは紫外線は通さなくても、断熱ではないので、

温度計で確認したほうが良いようです。


地面に緑がない場合、土ならまだましですが、

コンクリートやアスファルト、石などなら、日光の熱が蓄えられてしまい、

熱気が絶えず上がっています。

ですので、日影の面積はなるべく広くないと、熱気が日影に流れ込み、あまり

温度は下がりません。



動物がバテている様子でも、どうしても家に入れられない場合は、

十分に日陰を作り温度計でチェックし、お水も洗面器やバケツなど、

大きめのものにたっぷりと用意し、水分補給がしっかりできるようにします。

あまりに温度が高い場合は、最終手段はもう、扇風機ぐらいでしょうか。





そして、もうひとつのポイントが、毛皮のコートを少しでも薄くすることです(猫も)。



サマーカットはお勧めですが、直射日光に当たったり、

虫に刺されたりする危険があるなら、とりあえず、しっかりとブラッシングをしてみましょう。




ブラッシングで大切なのは、まず首輪を外すこと。首回りを中心にしながら、

全身へと移動したいです。


抜け毛は下に落ちるまで、実はかなりの時間がかかっていて、

体にくっ付いたままで、夏が過ぎてから、やっと落ちる場合もあるくらいです。


抜け毛だけでも完全に取り去れば、セーターを一枚脱いだくらいの効果はあります。

大切なペットが亡くなってからでは、悔やんでも悔やみきれません。

まだしばらくは残暑が厳しい日も続くかと思いますので、

この夏、お宅のワンちゃんがバテ気味になっていないか、

体調は大丈夫かどうか

再チェックを宜しくお願いいたします。



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