青い鳥の譲渡条件には
「終生責任をもって家族として飼っていただく」というのがあります。
でも譲渡して1週間程度なら、いつでも何の遠慮もなくお返しいただけます。
この1週間くらいの間に、ぜひとも本当に一生責任を持てるのか、をよく考えていただきたいのです。
というわけで、
この子は2回戻ってきました。
そしてその戻った理由が2回とも同じ.
先住猫を疲れさせてしまう。
とのことでした。
この子は女の子で、優しく穏やかで人懐こい子です。
兄弟4匹で遊んでいても、1番優しいくらいでした。
でもどんなに優しい子犬猫でも、2歳くらいまではやんちゃでわんぱくです。
先住猫ちゃんが強い子であれば良いのですが、
例えば一つ目のおうちの先住猫ちゃんは、もう8歳の女の子で、静かな毎日を送りたいタイプでした。
またもう1カ所のもお宅も、先住猫ちゃんは大きいのですが、
遠慮深く優し過ぎて、子猫の体力に付き合いきれず、疲れてしまうとのことでした。
子犬猫のやんちゃぶりの凄さがわかります。カーテンや鉢植えに登ったり、柱を噛んだり引っ掻いたり、大切なぬいぐるみをめちゃくちゃにするなどおてのもので、しっかりと対策をとる必要があります。
子猫対策のポイント
①爪を切る。(血管があるのでそこを切らないよう光ですかし、血管の場所を確認し、爪の先の方だけ切る、毎週1回くらい)
②カーテンを取り外すか、古いものと替えておく。
③爪とぎを用意し、またたびを振りかけておく。
④紐を上から吊り下げたり、小さなボールやネズミのおもちゃなどを与え遊んでやる。
子犬対策のポイント
①トイレのしつけができるまでは、家の中を自由にさせず、玄関やリビングなどで、紐で繋ぐかサークルで囲み、トイレトレーニングをする。
②噛んではいけないものや、トイレをしてはいけない場所には、しつけ剤や木酢液などをかけておく。
③噛んで良いおもちゃやガムを与え遊んでやる。
でも、2回も戻ってきた黒白の女の子は、
今日ついにぴったりの里親様に譲渡されたようです(まだわかりませんが…、)
外国人の美しい奥様のいる家庭です。
今度は先住猫ちゃんはいません。
3度目の正直で、黒白ちゃんがこのご家庭で幸せになり、
また黒白ちゃんがご家族を癒し幸せにすることを
心よりお祈りいたします。