先日また個性的でアートな美猫、ロコちゃん の里親様からお便りをいただき
生え変わりで落ちたロコちゃんの乳歯の写真を送ってくださいました。
そこで、今日は、ロコちゃんの写真を紹介しつつ、
(ロコちゃんにモデルになっていただいて)
仔猫の甘噛みについて書いてみたいと思います。
子猫の乳歯の生え変わりは、生後3カ月から6ヶ月くらいで、
子犬の場合、生後4カ月から9ヶ月くらいの間です。
でも個体差が激しいため、もっと長い期間が必要な場合もあります(2年くらいはみておしましょう)。
せっかく可愛い子犬猫をもらったのに、噛まれてショックを受ける飼い主さんが多いようです。
でもこれは仕方がなく、この時間は相当、仔犬猫は歯が痒いようです。
この時期は多く噛めば噛むほど、歯の生え変わりを助け、
脳への刺激により頭が良くなり、体も健康になり、
将来獣医さんにあまり行かない丈夫な仔になります。
100円ショップなどで10個ぐらいおもちゃを買って、
二、三個ずつ洗濯しながら、飽きない様に取り替え、噛ませて遊ばせるといいと思います。
しかし同時に、してはいけない事もしっかりと躾ける必要があります。
人間の体やドア、家具などを噛むんだ時は、ダメよと言いながら、
噛めないように場所を移動する事を、根気強く繰り返す、
また市販のビターアップル(木酢液や躾剤)などの薬を塗って、
薬のついているところを噛ませ、噛んだら苦いという体験をさせて、
(ああ~、ロコちゃん、なにゆえにそのようなところに…byE)
優しい飼い主さんはつい、甘噛みを許してしまいがちですが、
心を鬼にして躾ける必要があります。
でも叩いたりすると、人間と同じで意地になり、問題行動がエスカレートする可能性があります。
特に猫はデリケートなので注意が必要です。
2歳くらいまではどうしても、子犬も子猫も、してはいけない事ばかりするやんちゃ坊主という感じです。
でもそんなチビちゃんも、この時期だけ頑張れば2歳以降は落ち着いて、
穏やかな毎日が送れるようになります。
子育ては動物もとても手がかかるということですね。
(ロコちゃん、モデルありがとう。
とても可愛いです!)
