本日火曜日は山口新聞のコラム「東流西流」に代表の文章が掲載されます。
連載2回目です。
代表のコラムはこちら。→ 「東流西流 」
当日の11時ごろ更新されます
以下も、同じ施設に訪問した時、代表清水が書いた記事です。
6月の土曜日、周南市の知的障がい者施設 に行って来ました。
このたびは野良の仔犬1匹と野良の仔猫8匹が参加しました。
犬猫を連れて施設に訪問すると、 「可愛い!」「癒やされました。」と
大変喜んでもらえ、「またボランティアに来て下さい」と言われます。
でも、実際は逆で、私たちの方が、犬猫の幸せのために施設の方に ボランティアをしていただいてるのではないかと感じる今日この頃です。
というのは、連れて行った野良犬・野良猫の子どもが、行く前と行ったあとで
本当に同じ子なのかと思うほど、落ち着きが出て、人を信頼し、人なつっこい子に
変わるからです。
本当に有り難いです。
(真剣に愛情を注いでくださるみなさん)
初めての知的障がいの方の施設なので、 正直のところ
犬猫を優しく扱ってもらえるかどうか、少し心配しておりましたが、
重度の障がいをもつ方にはそれぞれ付き添いボランティアさんが
ついてくださっており、きめ細やかにフォローしていただき、
「動物の一生の幸せの為に愛情を注いでください」とお願いできたので
まったく問題はありませんでした。
中には犬が怖い、猫が気持ち悪いと言っていやがる方もおられましたが 、
それでも気になるのか、その場にとどまり、犬猫の様子を見つめ続けておられます。
最後には「あの猫が、あの猫が」 を指をさしながら繰り返し言われました。
きっとこの方は次に来た時には猫ちゃんとふれあってくれるのではないかと思いました。
私達だけで動物の世話をしていると、忙しく、
施設の方にご迷惑をおかけしないように色々なことに気を遣っているので、
一種、仕事のような感覚で犬猫の仔に接してしまいがちですが、
施設の方たちにとっては、 目の前の1匹が全てで、 知的障がいをおもちでも、「本物の愛」を全身全霊で動物達に注いでくれます。
本物の愛は短時間でも動物たちを変えることができるのだと、つくづく心洗われる思いがしました。
本当に犬猫だけなくその場にいる私たち人間すべてが癒されるひとときでした。
今後もこちらの施設には訪問させていただくことになりました。
ありがとうございまし。
(おりこうなワンちゃんたち。もちろん野良犬出身です。)
