港の犬の虐待ふたたび | 青い鳥動物愛護会

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青い鳥動物愛護会Eです。

昨夜は夜中の2時までK(代表)はじめ、10人ほどのメンバーが

港の犬の保護(避妊手術のための捕獲)に取り組んでおりましたが、

非常に残念な報告があります。



まず、夜中の0時くらいに、Kはじめメンバーが

足元の草むらに1匹の犬が死んでいるのを発見しました。

その背中はひどいずるむけになっており、

車に轢かれて死んだのだということがわかりました。

どうやら、瀕死の状態で、いつもご飯をもらっている場所に逃げて来て

力尽きて死んだようです。

可哀想に…。

とても残念です。



さらに、昨夜は20歳代の女の子3人と初めて会ったのですが、

女の子たちは

「ひどい怪我をした白い犬を見たので、

あまりにもひどくて可哀想だったので

その白い犬をずっとさがしているんです。」


とのこと。

それで、その3人と合流して保護活動をしていました。


その白い犬は、ふだんメンバーが「ふわふわちゃん」と呼んでいる

子で、大人しく、群れから少しイジメられていて、

強い犬が餌やりさんからご飯をもらっているのを遠くから見ていて、

強い犬たちが去った後にようやく少しご飯をもらう子だそうです。


結局、昨夜はふわふわちゃんは見つからず、

今朝になって港内の運送会社さんが発見し保護してくれていたので、

メンバーが引き取りにいったところ、

やはり、大変な怪我をしていました。急いで

獣医さんのところにつれていったそうです。

すると先生は


「この犬は車に轢かれて5か所骨折をしています」

とのことでした。





どうやら、2日ほど前に、(例の青年たちかどうかは

断定できませんが、)誰かが犬たちをわざと車で

轢きにきたのだと思われます。

わかっているだけで、2匹の犬が轢かれていましたが、

もっと被害に遭った犬がいるかもしれません。




最近このブログなどで、全国のみなさんが

港の虐待を注視してくれているので、

虐待をするグループも警戒して虐待を辞めていると思っていたのですが、

甘かったです。




あまりに残酷な所業なのでメンバーたちは怒り、警察に連絡しました。

これまでも、メンバーの誰かが、ほぼ毎日夜間に港を巡回していたのですが、

やはり限界があったようです。

警察の方にも、もっと取り締まっていただかなければいけません。



とても残念な報告でした。

取り締まるとともに、避妊手術をすすめて、

本当に犬たちの行き先をつくってやらなければいけないと

改めて思いました。



<追記>わたしがこの記事を書いている間に

さっそくK(代表)が市会議員さんと一緒に

警察署に相談に伺っていました。

担当の方がしっかりとお話を聞いて下さり

事情をご理解くださって、不審車を見てすぐ110番すれば、

警察の方がすぐに駆けつけて下さることになりました。

警察のみなさま、本当にありがとうございます。




(関連記事 「山口県防府市の港に増えた野良犬と虐待する人間」


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