私どもは動物愛護の精神を醸成し、人と動物が真に共生できる豊かな社会を目指したいと考えております。
<趣旨>
・人間と動物が真に共生できる社会をめざす。
日本では年間20万頭にも及ぶ犬・猫が残虐な方法で殺処分されています。
ヨーロッパでは、殺処分は禁止となり、ドイツでは殺処分ゼロが確立されました。「和」の精神など世界に誇る文化を持つ日本が、こと犬猫対策に関して大変遅れているのは残念です。小さな動物を物のように処分する姿勢、価値がないものとして切り捨てる姿勢は、子どもの心の荒れや、青少年の凶悪犯罪とは無関係とは言えません。悲惨な事件の多くが、不思議に動物の虐待から始まるのは注目すべきことです。古来から人間と共に暮らしてきた犬や猫をどう扱うかは、ひいては他者とどのように接するかという問題と密接に関わっているように思われます。私たちの社会も、犬や猫を社会のパートナーとして愛し、思いやりをもって保護するべきときがきているのではないでしょうか。犬猫保護活動を社会に浸透させていくことは、青少年の健全育成や高齢化社会において生きがいのある人生の創造に大きく貢献する可能性があります。
私どもは動物愛護の精神を醸成し、人と動物が真に共生できる豊かな社会を目指したいと考え、この「青い鳥動物愛護会」を発足させました。