こんにちはアオバトです。
中等症自閉スペクトラムと軽度知的障害を持つ息子。
育メンだけど、すぐ子どもの病気をもらうパパ。
元保育士・元幼稚園教諭なのに、育児に翻弄される4歳児の母のブログです。
今日は批判的な記事です。
ネガティブな記事が嫌い。人に何かを言われるのが嫌い。
という人は、ココで読むのを終了してください。
公園で遊んでいると、滑り台を逆走してる子をみかけます。
危ないからやめてください!
今日あった親子なんて、お母さんが
「頑張れー」
って声かけていました。
何を頑張るの?
上まで登り切れるよう、応援しているんですか???
刺激を求めて逆走する
滑り台で逆走は当たり前!と言っていいほどよく見かける光景。
逆走するのは年中さんから小学生が特に多いです。
「ダメ」と分かっていても刺激が足りなくて、やりたくなるんでしょうね。
年齢が上がれば、公園のような単調な滑り台なんて楽勝!
単調だからこそ、スリルを求める気持ちもよく分かります。
分かるんですけど・・ね。
本当に危ないからやめてください!
逆走はなにがあぶない?体験談を紹介!
逆走はなにが危ないの??
と聞かれたら多くは、
【滑ってきた子との正面衝突】
と答えると思います。
もちろんコレも正しいのですが、ぶつかるだけが危ないわけではありません。
幼稚園教諭時代に経験した事例を紹介します。
ケース① 横から転落
逆走してきた子を避けようとして、上にいる子が体をひねり横から転落。
ケース② 逆走失敗で前歯が折れる
ケース③ 遊具に挟まり逆さ吊り
職員なにやってんだよ!
今あげたケースは私が体験したものです。
「職員なにやってるんだよ!ちゃんと見ててくれないと困る!」
そう思われた人もいると思います。
事故が起きてしまったことは、今でも本当の申し訳なく思っています。
園では常に「危機管理」の話しをしています。
私が勤務していたときは、危険個所には必ず職員を配置していました。
もちろん滑り台にもです。
どちらかというと、上から滑る子に注意を払っています。
そのため、遠くから走ってくる子を止めるほどの瞬発力はありません。
また職員配置のない、保護者へ引き渡し後に起こることもしばしばありました。
最近ではこのような事故を防ぐために、引き渡し後の遊具利用を禁止している園も多くなっています。
職員は常に安全を考慮して動いていますが、万能ではありません。
悲しい事故を防ぐためにも、ご家庭の教育が不可欠なのです。
「人がいる時はダメよ」はNG
公園の話しにもどります。
逆走している子の親御さんから、
「人がいる時はダメよ」「順番」など注意している姿を見かけます。
まず。
逆走に「順番」の権利はありません!
どんなに待っても順番はきませんので、その考えはやめてください。
次に「人がいる時はダメ」という曖昧な注意はやめましょう。
都合の良いように解釈するのが人間です。
「誰もいないと思った」「滑らないと思った」など自分都合の考えをするようになります。
何度か成功してしまうと自信がつき、「よけられるから大丈夫」「オレは上手いから平気」とエスカレートしていきます。
社会のルールは子どもの時から始めっています。
自己流の解釈が生まれないためにも、Yes/Noをしっかりと付けて行きましょうね。