オカリナ・フルート~風の彩 -5ページ目

心に響く音色 オカリナ教室 加古川

神河1


第4週目の水曜日は午後から

加古川イトーヨーカドー・ヨークカルチャーセンターで

「心に響く音色~オカリナ教室」


お孫さんがある年配の方が中心のクラスだが、

童謡、唱歌、抒情歌などをグループで楽しくお稽古している。


最近は童謡コーラスが盛んで、とてもいいと思うが、

ここのオカリナ教室でも、ほとんど同じような曲を練習している。


年配の方は楽器が初めて、と言う人も多い。

自分自身も、童謡・唱歌、抒情歌が大好きなので、

生徒さんに教えながらリラックスしている感じだ。

ゆったりと楽しくお稽古している。


雨の季節なので

「かたつむり」「あめふり」「雨」・・などを練習。


他には

「浜千鳥」「浜辺の歌」「故郷」・・などを練習した。


とてもなごやかな心がなごむお稽古だった。





加古川イトーヨーカドー・ヨークカルチャーセンター

心に響く音色~オカリナ教室


風の詩 オカリナ教室

ドリアで フライミートゥーザムーン

ミューズ リバー1


フライミートゥーザムーン、はリハーモナイズにもアドリブにも

扱いやすい曲なので、よく遊んでみる曲だ。


リハーモナイズするのも飽きてむさくるしいし、

ブルージーにやってみるのも暑苦しい。


今日は、ドリアでやってみようと弾いてみたら、

この蒸し暑い時期には、涼しげでとてもよかった。


そう言えば、先日のジャズピアノの生徒さんが、

何の曲だったか、ドリアで編曲した楽譜を弾いてきていた。


夏場の暑苦しい時期は、涼しげなアレンジで遊んで見るのもいい。



姫路リバーシティー・カルチャーセンター

ポピュラー&ジャズピアノ教室

雨にぬれても  バートバカラック

ミューズ イオン 06-6


雨の季節にピアノで弾くポピュラーはけっこう多い。

映画「明日に向かって撃て」の主題歌、

バートバカラックの、雨にぬれても、などは年配の人には人気がある。


最近はほとんど聞かないが。

雨の季節にたまにピアノで弾いてみることがある。


もともとスィング風な曲なので、そのまま4ビートで

アドリブに持っていくこともある。


テーマをそのまま弾いている時もあるし、

適当にアドリブで遊んでいる時もある。


弾いてみると楽しい曲だ。




姫路カルチャーセンター

 ジャズ&ポピュラーピアノ教室

蛍の夜

神河1


先週の土曜日夕方からはは、蛍鑑賞の演奏に出かけた。

姫路市から車で1時間ばかりの神河町、新田ふるさと村。

神河町は緑がいっぱいの、湧き水名水と清流の里。

新田ふるさと村は、越知川をさかのぼった不動の滝のふもと、山あいの里だ。

夕方は緑に囲まれて、お腹いっぱいのバーベキュー。

越知川で獲れたてのイワナ、アマゴも炭焼きでいただいた。

日暮れまで1時間ばかり、蛍コンサート。

その後、 不動の滝へ蛍散策。

渓流の流れが聞こえる暗闇に舞う蛍は幻想的。

穏やかな優しい光は、自分は世界中で一番美しい光と思い込んでいる。

姫路に帰る道々の越知川沿いには、どこでも蛍が飛んでいた。

しばし車をとめて夢幻のような光の舞いを眺めた。

今年も素晴らしい蛍の夜を過ごした。



マーラー 交響曲第七番 夜の歌

猫6


中学時代はマーラーにのめりこんでいた。

感傷的でペシミスティックな曲想が多感な当時の感性に

合っていたのだろう。


マーラーの交響曲は、聞きとおせるものと、

どうしても聞きとおせないものがあった。


有名な交響曲ほど聞きとおせなかった。

第2番・復活、第8番・千人の交響曲、第4番・ト長調、第5番。

これは何度聞き始めても、最後まで聞きとおせなかった。

途中で飽きてしまうのだ。


そんな中、第7番・夜の歌、はどういうわけか好きだった。

中学3年の時は、この曲が子守唄だった。

寝る時はいつも、7番・夜の歌、を聞きながら眠りについた。

なんで7番だけは、最後まで聞けたのか今だに理由は不明。

今でも、7番なら聞き返してもいい。


マーラーファンで、2番・復活、5番、8番・千人の交響曲、を絶賛する人は多い。


結局、自分は根っからのマーラーファンではないと言うことなのだろう。



うちの猫もモーツァルトでご機嫌

トンねんね1


日曜日の夜テレビを点けたらNHKで、モーツァルトの特集をやっていた。


夜の11時も回った頃なので、うとうとと見ていた。

そこへ、うちの猫の大介がやってきて、寝そべっていた。


交響曲41番ジュピター、がはじまると、大介の様子が変わった。

寝そべっていたのに、体をころころ動かして、

最後にコロンと回って仰向けになって、寝てしまった。


猫が仰向けになってお腹を無防備にして寝るのは

よほど気持ちよくて安心なときだ。


モーツァルトの交響曲はたしかに猫にも分かるようだ。

シェルブールの雨傘

ミューズ イオン 06-6

雨の季節に弾きたくなるのが、シェルブールの雨傘。


カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル映画で、

戦争をはさんだ恋人の切ない別れを描いている。


ストーリーとしては、ひまわり、とよく似ている。

切なく悲しい恋のメロディーとして、慕情、ひまわり、に並ぶ名曲だ。


スクリーンテーマ風にクラシカルに弾くこともあるし、

スローなボサノヴァにすることもある。

ムーディーなジャズにして弾くこともある。


雨の季節にピアノで弾いてみる、定番曲だ。





マーラー 交響曲第一番 巨人

猫家族


マーラーの交響曲は中学生時代からよく聞いていた。

父に初めて買ってもらったマーラーは

「交響曲第一番 巨人」だった。


ともかくセンチメンタルなメロディーにあふれた交響曲だ。

マーラーの歌曲集「さまよう若者の歌」から多くのテーマが採られている。

この歌曲集自体が、青年の恋人への恋慕と失恋を歌った

センチメンタルでペシミスティックなものだ。

葬送行進曲も魅力的だがすごくアイロニカルでペシミスティックだ。


このペシミズム、厭世観はマーラーの作品には一貫して流れているように思う。

マーラーがユダヤ人であったことにも起因しているのだろうか。

このペシミズムは、中学生の頃のセンチメンタルな心情にはよく合った。

この頃は、ほかにもマーラーの交響曲を、子守歌にしていた。


この近代的なペシミズム・厭世観と言うのは、ベートーベンなど古典派の、

英雄的、気高い精神性とは対極にある、ある意味退廃的なものだ。


ベートーベンの交響曲は全曲聞いても飽きないが、

マーラーの交響曲は全曲聞く気にはならない。


あるとき、マーラーの 一番巨人、を生で聞く機会があった。

大好きでレコードが擦り切れるほど聞いた交響曲だったが、

それほど感銘が残らなかった。

指揮者や交響楽団のせいではない。


そのことを作曲の師匠に話した。

「マーラーはどうも田舎芝居に聞こえてしまうんですが」と言ったら

「その通りですよ」と師匠が答えた。


でも、いろんな感じ方がある。

聞く人それぞれに思い入れもあるだろう。

プロコフィエフ  スキタイ組曲

猫2

近現代で好きな作曲家の一人はプロコフィエフだ。

「ロメオとジュリエット」なども魅力的だが

エネルギッシュで魅力的なのは「スキタイ組曲」だ。


この曲は近現代風と言うより民族色が強い。

ブラスがダイナミックに鳴るのですごくかっこいい。


ロシア系の民族派作曲家はすごく好きなので、

民族色の濃いこの組曲もお気に入りだった。


プロコフィエフの和声を研究する作曲学生も多いようだ。


ある時プロコフィエフの息子さんに

「お父さんはどのように作曲されるんですか」と尋ねたらしい。

答えは「父はまず普通の和声で曲を書きます。それを現代的な和声に置き換えていきます」

と答えたそうだ。

おもしろいな~と思って読んだのを覚えている。

ワーグナー さまよえるオランダ人序曲

家族の猫

ワーグナーのオペラ、楽劇の音楽は、ともかくかっこいい。

さまよえるオランダ人序曲、もすごくドラマチックだ。


ワーグナーのオペラ、楽劇のテーマは、

神と人間であったり、近親相姦であったり、ともかく暗く重い。

人間の業そのものを描いているからだろう。


オランダ人、も幽霊船の話でドラマチックだ。


荒れ狂う海をあらわすような序曲は、

トロンボーン・ホルンが奏でるブラステーマに

荒れ狂う嵐のような弦がかぶさって

まさに幽霊船の出現を暗示するかのような物凄さだ。


ワーグナーの音楽は有無を言わせずカッコイイ。

ローエングリンの第三幕への祝典序曲などもそうだ。


ワーグナーはともかくトロンボーンの扱いがうまい。

当時としては耳をつんざくような大音響に感じられたらしい。


ある人がワーグナーに

「トロンボーンはどのように使うべきでしょう」と手紙で尋ねてきたそうだ。

「好きなように使えばいい、と言っておけ」とワーグナーは言ったらしい。