こんにちは。

葵桜(あおいさくら)きもの着付け教室 松嵜まゆみですsakura03

 

生徒さんがほっとできる場所となるように、

生徒さんが主役の京都で一番安心感のある着付け教室を心掛けています。

 

 

 

 

昨夜、PTAの勉強会で、とてもためになる話を聞かせていただきました。


 

今日、PTAの本部役員会で、順番的に一言スピーチしないといけないだろうな…と思い、

昨日聞いた話の中から一言ピックアップしようと、

レッスン終了後の1時間でドゥワーー――――ってブログに書いいて、

よし完成!下書き保存の前に印刷ーーー!!と思った瞬間に、電源落ちました。

 

(なぜにワードで書かなかったのだ・泣)

と思いながら、30分で二回目書きました。

 

多分、何回か書いてやっと理解できるから、その機会を与えてくださったのですね。

フロンティアさん(パソコンのメーカー)

 

 

で、ギリギリ役員会に滑り込んで、その話をしていたら、

「せっかくやしかいつまんで発表して」と言われて、

一言スピーチのつもりが、一言では済まなくなりました(笑)

 

 

◆いじめ・不登校の背景

 

過去に不登校をしていた子に聞くと、

これといった理由はなく不登校になり

これといった理由はなくまた学校に行けるようになった。

 

と話す。

これは、人間の意識は2:49(無意識の領域が49)とされていて、

無意識レベルで行きたくないと感じているので、

子どもに理由を聞いてもわからない

(心の中の勝負)

 

 

また、いじめられていなくても、

親が「いじめられてるの?」と何回も聞くと、

子どもはいじめられている気になってしまう。

 

子どもがいじめられているというので、

先生が一生懸命いじめを解決したとしても、

原因はそれではないので、不登校はおさまらない。

 

(子どもの不登校の原因は、いじめではなくて、母親の幼少期のトラウマが原因だったりすることもある)

 

 

◆いじめが起きる大きな要因

 

・クラスのまとまり

・クラスのけじめ

・クラスの安らぎ

・友達とのつながり

・担任とのつながり

・自己開示

 

クラスマネジメントシートを用いて、調査をした結果、

これらのうち、自己開示が満たされると、いじめの人数が減ることが判明

 

・自己開示といじめの人数は反比例

・自己開示とクラスの安らぎは比例

⇒自己開示できるとクラスに安らぎが持て、いじめの人数が減るということを表している

 

 

◆子どもの欲求を満たす(自己肯定感)

 

影響力欲求

承認欲求

交流欲求

 

〇土台(交流欲求)が満たされていないと、上だけが満たされても、自己肯定感は上がらない

(下から順番に満たしていく)

例)友達がいない子が、クラスのリーダーになっても影響力欲求は満たされない

 

〇友達との交流に困っている子は三人に一人というデータ。

ということは、そこは満たされていない前提で子どもと関わるようにする

⇒承認欲求と交流欲求を同時に満たしてやる

 

例)〇〇できてよかったね(承認)

お母さん嬉しいよ。〇〇くんが▲▲って言ってたよ(交流欲求)

 

 

◆キャラ化

 

子どもはクラスが変わるごとに自分のキャラ設定をする。

自分を出すことができず、自己肯定感が下がる。

 

クラスが変わり、自分のキャラとかぶる子がいるといじめられたり不登校になったりする。

 

 

◆人間の受け取れる情報量

年間4GB 本2万冊、映画2,000本

 

これに対して、現代社会では情報量が多すぎる

年間10兆TB(=10000GB)

 

情報過多になっているので、無意識の領域にアクセスしにくくなっている

 

 

◆人間関係づくり

 

多者関係(学校)

三者関係(中学女子三人組)

二者関係(ハイハイはじめた生後6ヶ月)

一・五者関係(おっぱい欲しがる赤ちゃん)

一者関係(生まれたて)

 

自己肯定感が上がるのは、

自らお母さんから離れてハイハイをして、

振り返ったらお母さんが遠くて泣こうと思ったら

お母さんが離れた場所からにっこりしてくれた

⇒物理的距離は心理的距離とイコールではないということに気づく

⇒安全基地ができる

通常これらは6歳までに形成されるが、これが形成されていない子供が30%いると言われている


そのため、これが形成されていない子は、中学生になっても、親を試す行動をする
 

◆愛着形成の妨げ

 

抑制型:他者と安定した関係が持ちにくい⇒無関心を示す

例)ママ遊んでくれないからもういいや(自閉症に似ている)

 

脱抑制型:部分的な愛着関係の状態で取り残され、他者に対して無差別に薄い愛着を示す

例)ママ遊んでって言ってるのに遊んでくれない「マママママママーーーー」となる(ADHDに似ている)

 

 

◆発達障害と愛着障害は違う

発達障害と勘違いして、わが子の発達検査をさせる親が増えている。

これにより、ますます自己肯定感が下がる。

 

見極め方は、

発達障害は24時間その状態だけど、愛着障害は一時だけその状態

 

 

◆積極的に使いたい関わり方

 

〇具体的にほめて関係性を入れる

 

〇叱る時は短く端的に。どうしても長くなる時はサンドウィッチ法(褒める⇒叱る⇒褒める)

 

〇子供の発言を繰り返す

現代はニュースやバラエティ番組などで字幕があることが多いので、耳だけで判断できない子供が増えている。

(耳と目と同時でないと解釈できない)

 

〇子どもの発言をリピートして、最後に「あなたはどう思ったの?」と意見を聞く

=無意識の領域に問いかける

 

〇子供の発言と背景を聞き取る

 

〇叱る時は3分。いいことをしてくれた時はそれ以上関わる

 

 

◆なるべく避けたい関わり方

 

〇命令や指示

・後から付け足さない

・親が口出ししない

例)自由研究に親が口出しをしない

 

〇不必要な質問(同じことを何回も聞かない)

・同じことを何回も聞くとめんどくさいから嘘をつく⇒嘘をついた自分に自己肯定感が下がる

 

〇禁止や否定的な表現を使わない

泣くな、黙るな(など)

 

例)テストで90点を取ってきたら、

10点を見て「惜しかったね」というのではなく、90点をほめる

 

例)漢字テストだと点数ではなく、「この漢字一番きれいに書けているね」など

 

 

◆娘が元気がない場合の受け答えの仕方

例)うなだれていて消えてしまいたいといった時の親の対応

1.説教・叱る(険しい表情)

2.励まし(優しい表情)

3.感情を理解する・共感する(落ち着いた表情)

のうち、3.が理想。

 

「消えてしまいたい」といった時も、

親は理由は聞かず、「そう思うくらいしんどいんだね」と理解する。

理由を話してくれたら「それはしんどいね」と共感する。

 

 

◆過干渉と自己肯定感の関係

 

子どもは、

不安⇒(依存)⇒安心感⇒意欲⇒自立⇒不安⇒(依存)⇒・・・

のループを700回転させている

例)急に怒り出したり急に笑ったり

 

 

◆甘やかすと甘えさせるの違い

 

<甘やかす>

物理的な要求をそのまま受け入れる

できることをさせないで大人がやってしまう

我慢できることを我慢させない

※親が先にするのはNG

※子どもと子供のけんかにわが子と同じになって入っていかない
 

<甘えさせる>

情緒的な欲求を受け入れる

どうしてもできないことを助けてやる

どうしても我慢できないことを助けてやる

※親に毎日同じことを言わせるのは、交流欲求を満たそうとしているので、答えてやってよい。
(例)

母「〇〇しなさいよ」
子「後で入る」
母「後でっていつ?」
というやり取りは、注意されているという感覚はなく、交流欲求を満たしている(楽しんでいる)

 

 

 

甘やかしと甘えさせるの違いは難しいけれど、

「これは甘やかしかな?」と考えるだけでも違いが出てくる。

そして、本能的にその正解にたどり着けるのは母親だけで、父親がどれだけ頑張っても母親にはかなわない。

 

 

◆成長の機会を奪う

 

0歳から6歳までは急激に成長する

その時に親があれこれすると、成長の機会を奪っていることになる

(赤ちゃんのままでいいんだなという解釈)

⇒その結果、高校の進路を自分で決められない子供が増えている

 

また、6歳までの成長の機会をうばい、

「赤ちゃんのままでいいんだな」と思っていた子どが、

小学校に上るとたちまち親や先生から「努力しろ」と言われる。

⇒子どものままでいいと言われていたのに努力しろといわれて混乱する

 

 

1回目は文章で書いてたのですが、

2回目書き直したら、ただただ箇条書きになってしまいましたが(^^;

こんなお話でした(笑)

 

 

今回の講座は役員なので、半ば義務的に行ったのですが、自分にピンポイントに必要な講座でした。

 

 

というのも、まさに昨日長女が「学校に行きたくない」と行った日だったので、

いろんなシーンで大きくうなづいてました。

 

 

朝から子どもと格闘してヘトヘトで、

その後私は夕方まで病院で、

 

そのあと、下の子の付き添いした後のPTAだったので、

 

 

「昨日も寝不足やったし、船こいだらあかんから、後ろでひっそり聞いとくわ」とかいうてたのに、

誰よりも前のめりで頷きまくりのメモしまくりでした。

 

 

 

で、今日、この話を学校の会議室でした後、

こういう話、もっといろんな人に伝えたいなって思いました。

 

 

中にはこれを聞いて「子育て難しい」と感じた方もあったようですが、

 

私は、

「育児は正解はないかもしれんけど、

子どもの特性を知ることでずいぶん楽になるな」って感じました。

 

 

ちなみに、昨日学校行きたくないと家で大暴れしていた長女は、

今日は超ご機嫌で私との会話を楽しんでます。

 

700回転するくらいやから、そら、そうなるよね。

 

 

 

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