昨日、いろいろ書いていて改めて思ったのは「発情抑制に、これといった答えがない」ってことです。
個体差もあるし、どれが効果があって、どれがダメなのかはその子によっても違いますし、確実にこれをやったら大丈夫ってわかっていることもない。
一般論としての対策ならありますが、それによってストレスになる子もいれば、早寝遅起きさせ、フォージングや粗食にさせてすら発情が続く子もいる。
オスの中には、吐き戻しの兆候もないのに発情している子もいるらしいです
これはあくまでも、あおいの主治医の見解ですが(コンパニオンバードの病気百科にも書かれてもいます)、インコの生殖系の病気って、圧倒的にメスの方が多いんですよね。
それは卵関連が多いので、当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
じゃあ、オスは「精巣腫瘍」にさえ気を付ければいいから楽だね・・・というお話ではありません。
結局、オスにしてもメスにしても「発情抑制」をどうするかに悩むんですよね・・・。
たまに受ける相談でも、圧倒的にそれに関することが多いです。
でも、最初にも書いたんですが、「これをするといいですよ」って言えることがないのが答えです。
生活スタイルも人それぞれですしね。それに、過発情だからってどの子も生殖系の病気になると決まっているわけでもない・・・。
それも個体差です。
人間がお酒を飲みすぎると必ず肝臓を壊すわけでもないし、喫煙するから必ず肺がんになるわけでもないのと一緒です。
ただ、リスクが他の子と比べて高くなるということだけは確かです。
さて、前置きばかり長くなったんですが、精巣肥大が収まったあおいはもう何も心配がない・・ってわけにはいかなかったです。
前から書いているように、あおいは換羽になると多尿になります
多分、病的なものが見られないらしいので、体質だと思います。
多尿が続くとおちりの当たりが汚れます。
放置すると皮膚炎の心配も出てきます。
なので、ひどい時には捕まえてふき取ります(そして怒られる)
あの時から、年2回の検診のうち1回は必ずレントゲンを撮ってもらうんですが、便もそのうもレントゲンも異常はないです。
でも、年齢を重ねてきたら、言われるのが今度は腎臓への負担です。
今は異常はないけど、年齢が高くなるとリスクが高くなり、ひどくなると痛風になるんです。
痛風は、人間の場合は生活習慣に関連するといわれていますが、インコは違います。
甲状腺の病気も、年齢的に来る場合もあるというので、ヨードのサプリを与えています。
後は、何より不安なのが「緊急時」です。
前にもちょっと書いたんですが、あおいの病院は車で2時間半。
これから年齢を重ねていくと、この2時間半が遠いです。(どこでもドアがほしいです)
弱った時に2時間半も連れまわさなくてはいけない。
しかも、母は病気もあるし、障害もある。父は仕事もあるし、母もいる。
連れて行くなら一人ですから、道中の様子をうかがいつつ車の運転をしなくてはいけない。
不安を書き出したらきりがありません。
でも・・・皆さんのコメントを読んだり、過去の記録を見ていたら思ったんですよね。
人間って不安になると次々にマイナス面ばかり出てきてしまいますが、そればかりじゃないし、起こるかどうかわからないことで不安になるよりも、そうさせない努力が必要なんだろうなって。
皆さんのブログを見ていて、愛鳥のために色々されているのを見たり、愛情をこれ以上もなくかけているのを見て、大事なのは「今の時間」だって思います。
神様から預かった大切な命。
いずれ神様に返す日が来たときに、ちょっとでも後悔しないでいられるようにしたいです
明日は普通の記事を書きます