まっすぐ乗って、遠くに運ぶ | 変形性股関節症 でもヨガな日々

変形性股関節症 でもヨガな日々

変形性股関節症末期歴7年。趣味の庭ヨガと運動療法で試行錯誤な未手術温存的日常生活。

灼熱の晴天が続く東京ですが、周囲にじわじわとコロナが迫りつつあることが実感されるため笑い泣き早々に都庁までパスポート受領に行って来ましたグー

 

 

 

新宿駅西口から都庁まで真っ直ぐ伸びる広々地下通路で、やってみたのはまたまた抗重力ウォーキングの練習。(日常生活においては相変わらず「歩行は痛いので必要悪=なるべく最小限にとどめたい」的意識が抜けない変股症末期歴数年の私としては、最後に抗重力ウォーキングをしっかりと練習したのは、なんと1週間前の同じ通路アセアセ

 

 

 

さすがに先週ここでサクサク歩けた記憶も新しいため(その記事はこちら)今回は最初から、自信を持って大股でぐいぐい歩き始めました七夕

 

 

 

案の定、歩き始めに感じた腸腰筋の引っかかり感は歩くにつれ即刻解消され、すぐに加速に入ることが出来ましたラブラブ大股で加速すると、確かにエネルギー効率がとても良くて歩行が楽。痛みは勿論ゼロです。この段階でもちろん、若い人たちをどんどん追い抜いて行きますてへぺろOK

 

 

 

 

パスポート受領窓口への入口は地下広場から入れるのですが、その前に都議会議事堂の建物があって、そこの壁面ガラスに映る早歩きの自分を見て驚いたことに、今日はもはや跛行すらせず、すごい勢いでスタスタ歩けているではないですか〜〜爆  笑キラキラチョキ

 

 

 

ああ、自分にとって一番エネルギー効率が良い歩き方が出来れば、跛行にすらならないんだな。

 

 

 

と、このとき悟る。

 

 

 

変形性股関節症末期な私であっても、必ずしも跛行はまだ、完全デフォルトってわけじゃないんだ!

 

 

 

だったらこの快適な歩行を常に目標にして行こうと、パスポート受領しながら思ったという、この日の灼熱議事堂ガラスは思い出深いシーンとして目に焼きつきましたキラキラ

 

 

 

 

実は今回、歩きながら脳内確認していたことがあってそれは、最近よくYouTube動画を拝見させていただいている理学療法士・園部俊晴先生のとある対談動画。

 

 

 



 

 

 

 

その動画の中で園部先生がおっしゃっていたことが

 

人間の身体が

 

①(上肢が下肢に)真っ直ぐに乗って

② 股関節伸展使って遠くに運ぶ。

 

その2つが達成されてスムーズな動きができると多くの痛みが改善される。

 

真っ直ぐ乗れば、ストレスがなく、筋緊張が少ない。

 

遠くに運ばれると色々な筋活動が一番オートマティックで負担が少ない動きになる。

(動画では18分過ぎ〜)

 

さらにお二人の先生の共通認識として

 

オートマティックに大腰筋が機能することが大事である。

(動画では21分50秒〜)

 

 

この日抗重力ウォーキングしながら、今自分の身体に起こっていることは正にこれだな、と、考えながら歩いていました。オートマティックに大腰筋が機能することが最重要なわけですが、それを実行するに当たっては、歩きながら大腰筋を伸ばそうと意識するだけでは(少なくとも変股の私の場合)不十分。上半身や床反力の使い方も含めた身体統合システムのスイッチをオンにすることで大腰筋も含めた全身をスムーズに動せる効率的な歩き方のコツが、抗重力ウォーキングの中にあるんだろうなと快適に歩行しながら改めて思いました。






そしてこの「エネルギー効率が最適な歩行状態」を繰り返し練習することが、変股症リハビリ的にもかなり有効なんだろうなとも。ということは、歩行を必要悪と考える長年の変股症患者スイッチを一旦切ってキョロキョロリハビリのために敢えて歩くという令和マインドに切り替えて行く必要もあるなぁと気づきました。(まあもう少し涼しくなってからやろうかとてへぺろアセアセ

 

 

 

 

一方、最近私が股関節周辺痛(股関節周りの疲労痛と痺れ感)を感じる場面は、キッチンで長らく立って作業している時と、長時間座った後、という2パターンなので、おそらくこれは立位と座位において園部先生のいう「人間の身体が真っ直ぐに乗る」が出来ていない状態なんだろうな、と予測。

 

 

 

エネルギー効率の良い歩行をここまで実感出来たからには、エネルギー効率の良い立位や座位も絶対あるはずと確信出来るのでOKこれからは室内でも「身体に真っ直ぐに乗る」を心の合言葉に過ごしてみよう!と決意したら、今朝の木津直昭先生のインスタライブがたまたまストレートネックや上位交差症候群を予防する運動、強化が必要な筋肉についてのお話だったので、朝ヨガ後のシャワーも忘れてメモ取りながら興味深く拝聴させていただきました!!

 

 

 

今朝のインスタライブのキーワードは肩甲骨、広背筋、前鋸筋などで、紹介していただいた運動にはヨガのアサナに近いものもあったので、ああこれはヨガで毎回言われる「ブラライン」の強化と重なる内容だと直感。そうそう、私も立位の際に頭の位置が前方に来やすいので要修正だとは思っていたのですが、その方策に大切なのも背中上部なのだというのは意外でした。今後、今日教わった対策エクササイズをしたり、自分でも日常の姿勢で頭の位置に気をつけると、さて股関節痛や大腿骨周りの痺れ感はどうなるか?・・・良い変化を期待しながら、今日から早速やってみますハート