白夜の暮れない空 | 青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記

青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記

「青い光が見えたから(講談社)」の筆者、高橋絵里香による
フィンランドの暮らしの記録。

青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記


カメラを持って、海に行った。


先週の猛暑でにぎわってた浜辺も、

気温16度となっては人数も少なかった。


広い水平線が、よけい大きく広がって見える。



青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記


オウルの辺りでは、完全な白夜はなくて、

やっぱり太陽は沈むけど、2時間後くらいにまた昇るので

空は夕焼け空のまま朝日が顔を出す。


もっとずっとロヴァニエミよりも北へ行けば、

それこそ1日中さんさんとお日様が照っている

完全な白夜が体験できる。


それもきっと、とても不思議な感じ。



青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記


傾く太陽。

ボーっと眺めているだけで、なんとも穏やかな気持ちになれる。

そんなひと時が、生きていく上で、このうえなく大切。




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