何気にちょいちょい撮影しているワリには、
ここで紹介される機会に恵まれないしな鉄の観光列車「ろくもん」号。
水戸岡氏デザイン“らしい”あの色合いが曲者で、
光線具合に恵まれないと独特の車体色が綺麗に出ないってコトで、
下手な鉄砲は数打っても当たらないって感じかしら?
ちょっとでも逆光気味になったり、曇り空だったりすると
赤ってよりも焦げ茶色になっちゃうんだから撮影者泣かせ。
以前、沿線でご一緒した方から九州の「ななつ星」撮影の難しさを
こんこんと聞かされましたけれど、これもある意味、水戸岡ブランド?
そんなこんなで、なかなか手応えある画が作れない「ろくもん」号ですけれど、
久しぶりに気合入れて狙ってみましたわ。
115系 S8 「ろくもん」1号 8635M 御代田 - 平原(2018/12/15)
先日15日の土曜日、空は冬晴れでしたので久しぶりに浅間山バックで・・・
なんて思って御代田方面へ向かったのですけれど、
肝心のお山は雲の中。しかも小雪までちらつく始末。
そう言えばここで「ろくもん」号撮ったコトなかったよね・・・てコトで
「小田井のTDK裏」で狙ってみることに。
列車の側面には綺麗に陽が当たってくれて、深紅色が綺麗に出てくれましたけれど、
お顔には陽が当たらなくって、やっぱり焦げ茶色に・・・
軽井沢へと向かう「ろくもん」1号の送込み回送は別としても、
陽の向きと列車の進行方向が合わないんですもの、こればかりはどうしようもありませんな・・・
久しぶりに気合入れてカメラ向けてみると、
改めてその奥深さに気付かされる観光列車「ろくもん」号。
この冬は満足出来る1枚を目指して、本気で追いかけるのもアリかもしれませんわね?
それにしてもデビューしてからずっと撮影者の感覚を試す被写体として
ハードルの高い存在ですわね、「ろくもん」号って・・・