なごり雪 | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

週間天気予報ではずっと雨だった10日土曜日ですけれど、

あれあれぇ~おやおやぁ~で晴れ予報。

それでも明け方は雪って感じで、珍しく予報的中。

夜も明けきらぬ4時過ぎに外へ出てみると薄ら雪化粧。

見上げる夜空にはそれでも星が煌めいていて、何となくの期待感。

行ってみなけりゃ分からないってコトでまだまだ夢の中な早朝5時に出発。

田沢を目指して車を走らせますけれど、峠はまるっきりの吹雪状態。

当然、常念岳をはじめとする北アはすっぽり雲の中。

となれば即断即決、予定変更で明科へと進路をとります。

 

 

 

クモヤ143-52  回9948M          西条 - 明科

 

目指した先は第三白坂トンネルの明科側出口でございます。

向かう道すがら、山の木々が良い感じに着雪していたので期待大。

紅葉のシーズンには同業者さん鈴なりなポイントですけれど、

さすがに今朝はあたしの他に人っ子1人なっしんで雪景色の中を往く紅一点を独り占め。

下から煽るアングルだと足回りが欄干に隠れちゃいますけれど、

やっぱり雪に染まった山を大きく取り込みたいってコトでこの構図をチョイス。

後ろの木々が常緑樹だったら白と緑のコントラストで着雪感高めでしたけれど、

さすがに紅葉ポイント、落葉樹に覆われていてイマイチな感も否めません。

それでもモノトーンの景色の中、湘南色がばっちり映えてくれて、

雪景色の中を往くクモヤが撮影出来て早起きしたかいもあったってモノでございます。

 

1度は常念岳バックでクモヤを記録したかったあたしですけれど、

天候次第山次第なのでこればかりは思うようにはいきません。

それでも良い感じの雪景色の第三白坂を往くクモヤを記録出来ましたので

早々贅沢もいってられませんね。

たぶん、今シーズンの篠ノ井線霜取りはこれが最後の撮影になっちゃうんだろうな・・・