Back On The Scene | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

「115系の動く博物館」、ついに完結・・・

昨年の10月、みなさまからご支援頂きました

「コカ・コーララッピング」が本日、ついに還ってまいりましたわ。

あたしが高校生だった頃、真っ赤なボディカラーにコカ・コーラのロゴをあしらった電車は、

見た目にも鮮やかで記憶に残る電車でした。

コカ・コーラ電車として走っていたのは、当時、北長野運転所所属の115系N12編成で、

そのN12編成はやがてしなの鉄道へと譲渡されてS11編成と改番されて活躍を続けました。

そして今回、そのS11編成が再び「コカ・コーララッピング」として走り始めたのです。

なんかコレ、大河ドラマも真っ青な、巡り合せって感じがしちゃいますよね?

往年のラッピング復活ってだけでも涙ものなのに、

まさか当時コカ・コーラとして走っていた車両が30年の時を経て、

再びコカ・コーラとして走り出したんですもん。ホント、壮大なドラマって感じがしちゃいます。

そんな115系S11編成「コカ・コーララッピング」の記念ランを20℃オーバーな春の陽気の中、

狙い撃つべくしな鉄沿線へと向かいますわ。

 

 

 

115系 S11 コカ・コーララッピング 団臨軽井沢行 9636M

                               滋野 - 小諸

 

これまでのカラバリとは違って側面にコカ・コーラのロゴが描かれたS11編成。

光線具合もさることながら少しでも角度開いてサイド気味に狙える場所ってコトで、

往路のクラウドファンディング支援者団臨は「小諸の大カーブ」の入り口で狙い撃ち。

記念ヘッドマークも誇らしく、コカ・コーラレッドなS11編成が颯爽とやって来ましたわ。

ロゴやキャッチコピーは現行のデザインてコトで、完全なコピーとはいきませんでしたけれど、

30年の時を経てしなの路に戻ってきたコカ・コーララッピングな115系。

真っ赤に染まるその姿はキョーレツ。ある意味、シャア専用?

 

 

 

115系 S11 コカコーララッピング 臨時普電戸倉行 9645M

                              御代田 - 平原

 

軽井沢からの折り返しはアレコレ悩みましたけれどこの場所に決定。

紺碧の空の下、コカ・コーラレッドは存在感も抜群。

これほど画になる115系もそうはありますまい。

広島地区のみなさま、「カープ電車」じゃございませんわよ、コレ。

ホント、本日はお天気にも恵まれて、イメージ通りの画が作れてハイテンション。

もしかして混沌とした雰囲気カモ・・・?

なんて心配してましたけれど、比較的(?)沿線は穏やかで良かったです。

ホント、ラッピング列車を撮影するのってポイントの選択が悩みどころですけれど、

往路も復路も思い通りの作画が出来て大満足な1日でございました。

 

115系王国なしなの鉄道。

この先、数年かけての置換え計画も発表されましたけれど、

近隣のJR線上から国鉄型車両がひとつ、またひとつと消えゆく中で、

これからまだまだアツい路線として目が離せませんわね。