Blue Velvet | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

寒波襲来で大雪が心配された週末でしたけれど、

うちの方は思ったほどの降雪もなくてひと安心でございます。

積もったら積もったで生活的には困っちゃうんですけれど、

趣味的にはちょっち期待してただけに拍子抜け。

まぁ、基本的に寒いだけで雪が少ないのが取り柄なうちの方ですからねぇ。

「イイヅナのリンゴ」ラッピングな115系を撮影した14日の土曜日。

ネタらしいネタも何にもない1日でしたけれど、

土曜日ってコトで篠ノ井線の昼貨物があるじゃない。

CATVで道路状況確認すると路面には雪もなくて、車も順調に流れてる感じ。

これなら雪景色の姨捨界隈で狙えるカモ・・・?

てコトで着の身着のまま出撃したあたし。

それでも上田を過ぎて坂城町に入ると状況は一変。

道路は圧雪状態でアスファルトなんか見えやしない。

しかも更埴に入ると一気に雪深くなって除雪も追いついてない感じ。

何とか無事に目指すポイントには到着したのですけれど、

車停めて三脚出したりしてると目の前で坂を下ってきた車が

スリップからのスピン状態で土手下に落っこちそうになるハプニング!

着いて早々、あたしの心は一気に Blue ・・・無事に帰れるかしら・・・

なんて思いつつも空元気フル回転して雪中行軍で撮影ポイントを目指します。

 

 

 

383系 特急「(ワイドビュー)しなの」12号

      1012M  稲荷山 - 姨捨

 

まずは特急「(ワイドビュー)しなの」12号でございます。

しかもこの日は堂々の10両編成で特急の風格たっぷりですけれど、

さすがにモノクロームな雪景色の中では存在感希薄ですよね?

良くも悪くもステンレスな383系ですもの、こればかりは致し方ありませんわ。

まぁ、雪景色の中で特急「(ワイドビュー)しなの」号を撮影すること自体が

稀有ですんで、これはこれで良しとしておきませう。

 

 

 

2084レ EH200-2 + タキ15B

          稲荷山 - 姨捨

 

この日の本命、篠ノ井線の昼貨物2084レでございます。

“Blue Thunder”ことEH200形がタキ15両を従えて

雪の峠に挑む姿は重量感たっぷりでまさに圧巻の一言。

ホント、卒倒しそうなくらいにシビレちゃいましたわ。

それに383系ステンレス車の特急「(ワイドビュー)しなの」号と違って

機関車の青やタキの淡緑色がモノクロームな景色の中に映えまくり。

背景の山の木々もしっかり着雪しててくれて、さすが姨捨界隈。

うちの方の“なんちゃって”雪景色とは大違いですわね。

基本、雪が降ったら引き籠りなあたしなのですけれど、

良い感じに雪景色のブルサンが撮影出来て、

この日ばかりは意を決して出撃して正解でしたわ、ちょっち怖かったケド。

 

まだまだ予断の許さない今回の寒波ですけれど、

雪の他にも路面の凍結とかありますので、

みなさま明日の朝も油断めされぬよう、お気を付けあそばせ。