189系とかJT車とか狙いで篠ノ井線へ出撃すると、
決まって撮影するのが特急「(ワイドビュー)しなの」号。
2両編成や3両編成の普電と違って編成長からいっても
本命への練習台としては申し分のない被写体でございます。
篠ノ井線出撃率が上がると当然、特急「(ワイドビュー)しなの」号の
撮影率も高くなるワケなんですけれど、
実はこれほど撮り辛い列車は他にはちょいとお目にかかれません。
何がどうってこの列車、6両基本編成なのですけれど、
そこに2両増結して8両編成、4両増結で10両編成でやって来るのです。
しかも、その日その時によって編成の長さが変わるのです。
昨日の2号が6両編成だったから、今日の2号も6両でやって来るとは限らない!
てか、何だよソレ?
6両編成アングルで待ってると8両でやって来る、
8両アングルで待っていると基本編成6両でやって来る・・・
そんな撮り鉄泣かせな特急「(ワイドビュー)しなの」号を
珍しくガチで撮ろうなんて思いついちゃったものだから、さぁ大変。
383系 特急「(ワイドビュー)しなの」3号 1003M
姨捨 - 稲荷山
経験的に6両編成率の高い1003Mですけれど、
ぎりぎり8両でも耐えられる画角で待っていると読みが的中。
この日の1003Mは2両増結の8両編成でやって来ました。
長野方先頭車両のパノラマグリーン車ですけれど、
広角レンズでサイド気味に狙うとカッコ良く見えるんですけれど、
正面気味になっちゃうと鯰顔でトホホ・・・な感じがしちゃいますね。
383系 特急「(ワイドビュー)しなの」18号 1018M
稲荷山 - 姨捨
この日の1018M、8両編成アングルで待っているとまさかの最長10両編成で登場。
ゆっくりと山裾から上がってくる姿を確認して急遽10両アングルに設定変更。
どうにかこうにかぎりぎりのタイミングで間に合ってくれて、
特急らしさが滲み出る10両編成の特急「(ワイドビュー)しなの」号の撮影に成功。
もうホント、特急「あずさ」号の9両編成と11両編成みたいに
何号は6両で、何号は8両、そして何号は10両編成って決めてほしい。
しかもJR東海の383系って見た目汚いし・・・
白いお顔もだけどステンレスなのに黄ばんでるし・・・
それに正式列車名は特急「しなの」号なのに、表記は「(ワイドビュー)しなの」だし。
ワイドビュー車両を使ってますってアピールするために(ワイドビュー)って付け足すのも、
何か違う気がするんですけど、JR東海さん?
でもでも、この特急「(ワイドビュー)しなの」号、JR東日本管内では絶滅した
「L特急」だったことが判明して、ちょっち見直しちゃいましたわ。
この先、本気で特急「(ワイドビュー)しなの」号を撮影することはあるのかな?
それとも、もうないのかな・・・?