三連休中日の9日。
この日は大ネタが予定されてましたけれど、
直前になって大ネタがガセネタに大化け。
予定が大狂いで落胆してたあたしでしたけれど、
前夜の「ムーンライト信州」81号に充当された189系が
白馬からの回送を撮影しようってコトで気持ちを切り替えます。
この三連休を逃すと下手すると年内は撮影するチャンスが無いかも・・・
となればこの日は小雨降る中、篠ノ井線沿線へと出撃。
向かう先は「桑原ストレート」に決定。
過日、「信州カシオペア紀行」を撮影しようとして諦めたポイントでございます。
189系 N102 「ムーンライト信州」81号
返却回送 回9231M
桑ノ原信号場 - 稲荷山
長野へと向かって25‰を下る189系N102編成の雄姿を
補機7D望遠画でオーソドックスにぱしゃりでございます。
降りしきる雨が秋霧のように辺りを包み込んで、
まるで乳白色のベールに覆われたような山間を往く189系N102編成。
編成メインのガチ画ですけれど、霧雨のおかげでちょっち幻想的な
しっとりとした感じの画に仕上がりましたわね。
189系 N102 「ムーンライト信州」81号
返却回送 回9231M
桑ノ原信号場 - 稲荷山
本務機7D2は10㎜広角砲でぎりぎりまで引き付けてぱしゃり。
こんなお天気ですんで露出稼げなくって、ぎりぎりのSS設定でしたので、
若干動態ブレしてる感も否めませんけれど、広角砲特有の迫力ある画を作れましたわ。
「■ASAMA■」マークも誇らしく、伝統の長ナノ189系最後の編成ですもの、
お天気がどうあれ、カッコ良く撮ってあげたいって思うのが親心?
189系を待つ間、あたしを見つけた近所のお爺様がやって来て、
あれこれとお話しをお伺いしたのですけれど、
実はこの場所、以前は保線詰所が設営されていたとのことで、
どうりで切通しが続く直線区間のこの一角だけ
線路脇に平らなスペースが広がっているワケですね。
時代の移り変わりとともに詰所は姿を消してしまいましたけれど、
その空地が絶好の撮影スペースになるなんて、
当時は誰が予想したコトでしょうね?