5月も半ばとなればあちこちで走り始める修学旅行列車、
いわゆる「集約臨」でございます。
JR東日本管内では日光集約臨と鎌倉集約臨が有名ですけれど、
185系や651系やなんかが充当されてちょっち地味目。
数年前までは大宮車や幕張車の183・189系が充当されて、
6+6の12両なんて長編成組成もあって、
往年の特急仕業のような勇壮な姿を目に出来たんですケドね。
そんな集約臨ですけれど、千葉・房総方面から中央東線を下る
松本集約臨には今年も幕張の485系JT車「ニューなのはな」が充当されて、
地味目な中でも白眉の列車でございます。
この週末から運行が始まった「ニューなのはな」松本集約臨を狙いに
ちょいと東線へと出かけてまいりましたわ。
9461M すずらんの里 - 青柳
GWに訪れた時にはまだまだ春の様相が色濃かったすずらんの里界隈ですけれど、
山々も緑が色濃くなって、築堤下に広がる田んぼには水も入り
初夏へと移りゆく景色の中に水色の列車が映えますよね?
あたしが到着した時にはそれなりに水鏡になっていたので、
期待感高まってたのですけれど、列車通過の15分くらい前から風のおかげで
水面が波立ってしまって残念な結果に・・・
それでも初夏の風景の中を駆け抜ける「ニューなのはな」を記録出来て良かったですわ。
そう言えば1月に大糸線を走った「北アルプス雪見列車」充当を最後の花道に
「ニューなのはな」引退・・・なんて噂がありましたけれど、
こうして今年も松本集約臨に充当されて元気に走っておりますわ。
修学旅行の時にあたしが乗った列車と言えば、
小学校の時は12系客車だったし、中学高校は169系でしたわね。
それを思えば修学旅行でJT車に乗車出来るなんて羨まし過ぎます。
まぁ、それも修学旅行の楽しみのひとつになるのでしょうけれど・・・
松本で素敵な想い出を作れることを祈りつつ、「ニューなのはな」を見送ったあたしでございます。
そう言えば先週の金曜日の休み時間、
“日曜はすずらんの里へ「ニューなのはな」撮りに行っかなぁ・・・”
なんて独り言言ってたら、同じ課の女の娘に
「お花畑とか行くの?」って訊かれちゃいました。
ウソのようなホントの話。