みなさまご存じの「♨」、いわゆる温泉マーク。
あのマーク、実は群馬県の磯部温泉が発祥地だってコトはご存じかしら?
文献を紐解くと1661年に江戸幕府から発行された
上野国碓氷郡の農民の土地争いに決着を付けるための評決文に
それらしき記号が記されていたとか・・・
てことで群馬県磯部温泉には「温泉マーク発祥の地」という石碑が建立されてるとか。
そんな沿線の史跡だのなんだのを列車名にしちゃう高崎支社ですもの、
昨年に引き続き今年も「磯部温泉」を冠した列車を走らせちゃいましたわ。
DD51-895 + 旧客4B + C61-20
磯部 - 松井田
その名もズバリ、「DLレトロ磯部温泉」号でございます。
昨年は磯部駅前のアーケードをモチーフにしたって意味不明なHMでしたけれど、
今年はそのまんま「温泉マーク」でございます。
このことろ信越線の下りSL & DL列車は「五料のS字」か「ブルーベリー園のストレート」
ばかりで撮影していたあたしでしたので、本日は久しぶりに「二軒在家陸橋俯瞰」で狙い撃ち。
SLくんが先頭でしたら画の左上は煙で隠れてくれるのですけれど、
本日はDDくんが先頭でしたので、薄い紫煙ではさすがに隠れませんわね。
それにしてもこの温泉マークHM、どことなくユーモラスで頬が緩みませんか?
C61-20 + 旧客4B + DD51-895
横川 - 西松井田
横川駅からの折り返し、シロクイチくん牽引の「SLレトロ磯部温泉」号。
本日はいつもと趣を変えてお初のポイント、「小山沢のS字」でぱしゃりでございます。
かつては「矢倉軍団」が根城にしていたこの場所は撮影するどころか、
近寄ることすら憚られるようなポイントでございました。
ところが月日の流れとともに「矢倉軍団」も四散霧消。
気軽に撮影が出来るポイントとして生まれ変わりましたわ。
高崎へと向けて碓氷の山道を下ってゆくシロクイチくん御一行。
ハイブリットなシロクイチくんにしては煙っぽいのが出ている方でこれはこれで良かったかな?
ただ、午前中とは打って変わって厚い雲に覆われて露出ゼロ状態だったのが心残りですけれど。
往路も復路も温泉マークが意匠されたHM掲げた「DL & SLレトロ磯部温泉」号
そんなHMを眺めていたら温泉に入りたくなっちゃいましたわ。
温泉とまではいきませんけれど、早速、入浴剤入れたお風呂に入ってこよっと。