Day Tripper | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

今週後半は夜のお仕事だったあたし。

金曜の夜はPM5:00~AM2:00なシフトですけれど、

やっぱり夜中の2時に放り出されちゃうと車に機材を積み込んで、

群馬県は「宮田の大カーブ」へと寝台特急「あけぼの」号を目指して Let's Go !

ところが一発勝負な「あけぼの」号はとっちらかって敢え無く撃沈・・・

うぅ~ん、さすがに朝の4時半過ぎ。いつもとは違う状況にはからっきし弱いあたしでございます。

その後、意気消沈しつつ帰宅したあたしは所用をこなしつつ、今度は塩田平へと出撃でございます。




遠くで汽笛を聞きながら-20130803_4
上田電鉄7200系 「まるまどりーむ号」

      クハ7553 - モハ7253  中野 - 舞田


千曲川鉄橋で「まるまどりーむ号」が充当されているのを確認したあたしは一路舞田駅を目指します。

ここは以前、水田に映る水鏡な「まるまどりーむ号」を撮影したスポットですので、

あたし的にイメージする塩田平の田園風景にかなりなレベルでマッチするエリアでございます。

夏の青空の下、蒼々とした水田の中を快走する「まるまどりーむ号」・・・

まずは思っていたような画が作れて満足なあたしでございます。




遠くで汽笛を聞きながら-20130803_1
上田電鉄7200系 「まるまどりーむ号」

    モハ7253 - クハ7553 下之郷 - 大学前


舞田駅付近で撮影を終えたあたしは通勤快速並みの撤収で一路、下之郷駅付近へと移動します。

あたし的に理想的なイメージは“青空の下、手前が水田で独鈷山バックの「まるまどりーむ号」”

なのですけれど、理想的な場所は何と塩田平の手前、下之郷駅付近でございました。

田園風景の中、独鈷山を背に上田駅を目指す「まるまどりーむ号」

空に浮かぶ雲が夏って感じよりも秋を予感させるような感じなのは残念無念ですけれど、

それでもイメージ的に理想に限りなく近い画を作ることが出来たあたしでございます。


この後、買い物をしたり友達のいるカメラ屋さんに立ち寄ったりとひとしきりの時間を過ごして

帰宅しようとしていたあたしでしたけれど、だいぶ西に傾いた陽がイイ感じでギラリを演出しています。

となればもちろん、「まるまどりーむ号」のギラリを狙いにUターン。再び舞田駅を目指します。

だって、明日またギラリになるって保障はなっしんですもんね。




遠くで汽笛を聞きながら-20130803_2
上田電鉄7200系 「まるまどりーむ号」

    モハ7253 - クハ7553   八木沢 - 舞田


夕暮間近な田園風景の中、西の空に傾いた真夏の陽に照らされてギラリと輝く「まるまどりーむ号」。

言葉にしてしまえば簡単ですけれど、陽が照らす角度とカメラの角度がマッチしないと

ギラリにはならないので、これはこれでちょっち難易度高めなシチュエーションなのでございます。

空には相変わらず、真夏ってよりも初秋のような雲が浮かんではいるのですけれど、

それなりに雰囲気のある画にはなったかな・・・? と。




遠くで汽笛を聞きながら-20130803_3

上田電鉄7200系 「まるまどりーむ号」

         モハ7253 - クハ7553   舞田駅


夕暮間近な舞田駅に滑り込む「まるまどりーむ号」の画でございます。

塩田平に点在する上田電鉄の駅は簡単な造りの無人駅が多くてどれもみな風情があるのですけれど、

舞田駅は簡単な造りとは言っても待合室があって、それなりに風情を醸し出しておりますわ。

そんな旅情を感じさせる駅と電車、それが黄色味を帯びた西日に照らされて、

独特の雰囲気を作り出していますわね。


かつて“丸窓電車”の愛称で親しまれたモハ5250形を模した7200系「まるまどりーむ号」ですけれど、

近々には置き換えられてしまうなんて話もちらほらと聞こえてくる今日この頃。

しなの鉄道の169系が“いつでも撮れる”車両が“もう撮れない”車両に変わってしまったように、

今が過去になる前に地元のローカル私鉄、上田電鉄別所線も画にしておきたいって思うあたしです。