夢 見 草 Act.8 | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

5月4日、“ヒガハス”遠征記の第8回、最終回でございます。

もしかしたら来るかもしれない“アレ”を待つあたしですけれど、

ケータイでいろいろとちぇきしても走ってるらしき情報なっしん。

予定では11:00に蓮田駅着のハズ・・・

はっきりとした情報キャッチ出来ないまま時間だけが過ぎてゆきます。

それでも下り列車が狙えるポイントには30名くらいの同業者さんが待機中。

通過予定まで30分を過ぎて、あたしも一応、ポイントを移動します。

まぁ、下り列車を撮れないこのポイントにずっといて“アレ”が来ちゃったらショッキンだし、

移動してもし来なくても待ち時間30分だし、来たら来たでラッキーよね・・・

そんな感じで、これまでいた上り列車狙いのポイントから田んぼの反対側、

下り列車を狙えるポイントに遅ればせながらの移動です。




遠くで汽笛を聞きながら-20130511_1
EF65-2121(新) 回****レ   蓮田 - 東大宮


何の前触れもなく、こんなのが突然やって来るのも“ヒガハス”の魅力ですわ。

新鶴見所属のPFが単機回送で上がってまいりました。

うぅ~ん、PFはやっぱ原色に限りますよねぇ。ちょーカッコ良すぎ。

何とか更新色とか、誰からも虹釜って呼ばれないレインボー機とかカラバリありますけれど、

何度見ても原色が1番似合ってるって思うのはあたしだけではないですよね?


サプライズで登場のPFを見送って、時計はいよいよ11:00を告げようとしています。

近くの踏切が鳴り出して・・・上り狙いのポイントも下り狙いのポイントと同じように

すぐ近くに踏切あって助かりますわね。

みなさま一斉にファインダー覗きこみますが、現れたのはE233系。

先刻上ったE233系が折り返しで下って来たみたい・・・

あたしも含めてみなさま落胆の色が隠せないご様子ですけれどまたしても踏切が鳴り出します。

やがて先刻までいた屋敷森の向こう側にヘッドライトの光が見えて・・・




遠くで汽笛を聞きながら-20130511_2
試9501レ EF81-98 + 24系6B  東大宮 - 蓮田


やって来ました! 祝日の白昼堂々“ヒガハス”をゆくブルトレ編成。

列車番号は試9501レ、いわゆる「黒磯ハンドル訓練」ですわ。

この時期、頻繁に運行されている乗務員訓練の列車です。

ホント、田端のEF81と6Bとは言っても24系の組み合わせは

かつての「北斗星」号を思わせますわね。

あたし的には“永遠のアイドル”、虹釜ことEF81-95号機牽引を期待したのですけれど、

この日のカマは98号機でございましたわ。


早朝の始発列車から撮影を始めて5時間。

憧れだった“ヒガハス”での撮影も「黒磯ハンドル訓練」をもって撃ち止めって感じ。

半日足らずの間にかなりの収穫。

「黒磯ハンドル訓練」に「カシオペア」号、あたし的心の恋人「北斗星」号の3本を

“ヒガハス”で画に出来て、ホント、今回の遠征は大満足でございましたわ。


連休後半2日目ってことで、関越道の下り線はまだまだあちこちで渋滞中。

お金払ってまで渋滞してるって分かってるところに突撃する気はあたしにはなっしん。

大宮から国道17号線で高崎へ、高崎からは国道18号線と、

下道をひたすら北上するのでございました。


憧れの聖地“ヒガハス”

周辺の水田が稲で青々となる頃、また訪れたいと強く思うあたしです。