碓氷峠鉄道文化むら&アプトの道 ② | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

「碓氷峠鉄道文化むら」その第2回でございます。

最近・・・てか、10月の終わり頃からあたし、精神的に不安定になってまして、

特に今週はかなりヒドい状態でございました。

そんな感じでブログの更新もままならない状況で、ホントみなさまには申し訳ないです。

今宵は比較的状態も上向きな感じなので御心配なく。

ようやくの第2回目になりますね。 続きを楽しみにしてくれてたみなさま、ホント、ごめんあそばせ。

それでは早速、「碓氷峠鉄道文化むら」その②のスタートでございます。



正面ゲートを入るとまず目に飛び込んでくるのは189系L特急「あさま」でございます。

やっぱり「あさま」はこうでなくっちゃね。

189系の「あさま色」は今でもしなの鉄道の朝の快速や、長野 - 直江津間の「妙高」で

走ってはいるけれど、やっぱ原色、国鉄色でナンボでしょ!?

しかも側面にJRマーク貼られてないし。

右側のタイフォーンカバー開いちゃってるけれど、それはそれでよし!




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クハ189-506


183系車両をベースにEF63型電気機関車と協調運転を行えるように改良された189系。

信濃路を走る列車車両と言えば、やっぱり横軽協調運転が出来る車両じゃないとねぇ。

長野新幹線開業とともに全車廃車となりましたが、同系車両は今でも活躍中。

とは言っても、EF63との協調運転はもう見ることが出来ません。

列車名は長野新幹線に引き継がれたけれど、やっぱりあたし的に「あさま」と言えばこっちですね。



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クハ189-506の車内風景です。

今見るとかなりレトロちっくな印象ですけれど、

この座席に揺られながら何度横軽を超えたことか・・・。

受験戦争の荒波にもまれた時も、

初めての一人暮らしで上京した時も、

そして夢破れて帰京した時も、このシートがあたしを運んだのです。

今ではそれらはみんなみんな、懐かしい思い出の彼方です。



お次は鉄道展示館東館に場所を移します。

かつての検修車庫の中には「信濃路のクライマー」EF62型と

「峠のシェルパ」EF63型2両がひっそりと休んでいます。

まずは碓氷越えの名脇役、「峠のシェルパ」EF63型電気機関車です。




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EF63-10 三菱電機 新三菱重工製


横軽の雄、EF63型電気機関車の軽井沢側エンドです。

基本的にこの機関車、上下線ともに2両1組で編成の横川側に連結されました。

ですので軽井沢側エンドには電気機関車や電車を連結するために双頭連結器を装備しています。

また、協調運転用のジャンパー線もうじゃうじゃしていて、これぞEF63と言った感じですね。

逆に横川側のエンドはいたってシンプル。淡泊であっさりした印象です。




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EF63-10 川崎重工製


もう1両のEF63型電気機関車は最後の全検でデビュー当時の茶色(ぶどう2号)に塗色されたカマです。

新型直流電気機関車と呼ばれるEF60型以降、EF63型までの機関車は今のようにブルーにクリームではなく、

旧型電機と同じく「ぶどう2号」と呼ばれる茶色塗色でした。

このEF63-10は疑似運転体験の出来るシュミレータとして活用されています。

シュミレータは横川側エンドで、こちらの軽井沢側エンドは現役時の姿そのままですね。




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EF63-10


EF63型電気機関車の運転席です。

引退して10年以上も経過しているので、劣化は止むを得ない感じがしてしまいますが、

運転席に入ってみて思ったのは、「意外と狭い」ってことですかね。

それでも山手線のE231系とかの現代の洗練された運転席に比べると、

いかにも「機関車」ちっくな運転席ではないでしょうか?


次回は東館のもう一方の雄、「信濃路のクライマー」EF62型電気機関車と、

西館で展示公開されているアプト式電気機関車ED42型をご紹介しますわ。

お楽しみに~! てか、ホント、あたしの恋人ってカマよね。