おぉ、なんと悩ましいトイトレ | しるし〜先天性巨大色素性母斑・神経皮膚黒色症、自閉症スペクトラムとともに〜

しるし〜先天性巨大色素性母斑・神経皮膚黒色症、自閉症スペクトラムとともに〜

2014年のクリスマス。難病と大きなアザを持って、可愛い可愛いお姫様が生まれてきました。病院探しからの記憶を辿って、日々の成長を交えながら少しずつ綴っていきます。そして、息子とオットに発達障害が発覚。難あり⁈訳あり⁈家族ですが、楽しいお気楽生活エンジョイ中です!

25日でヒメは2歳9ヶ月になりました。


トイトレがもはや手詰まりです(笑)



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トイトレ開始日はキティちゃんのパンツが嬉しすぎてこの笑顔ww
まんまと期待させられてしもーたやないかい!





あれ?上の子で経験済みでしょ?

と思ったそこのあなた。




いやはや、お兄ちゃんがこれまた例外で。




発達障害の影響か、驚くほどに感覚が敏感な息子なんです。



もともと汚いのが大の苦手。
2歳くらいまで泥んこ遊びもできませんでした。
そんな子が一度パンツのサラサラ感を味わうと、もう虜なわけですよ。

まったくオムツが履けなってしまい、そのおかげか2歳8ヶ月で一度もお漏らしすることなく、まさかの1週間で卒業。


しかも昼夜も外出時もすべて、ほぼ同時にオムツ卒業。


今まで一度もオネショなし。



今さらながら、我が子ながら、すんげぇー息子ですwww






こんなだから、正直どうやって卒業させたかもほぼ覚えてない。


母親としてのトイトレの忍耐力もつかないまま。



結果、第二子なのに経験値ゼロ。で、今に至ります。






今まで治療優先だったのと、

まだまだ理解力が…

というところで、トイトレを先送りしていたんだけど、4月入園まであと半年しかない!ヤバいぞ…!と、今さらながら危機感を募らせまして。

彼女の性格上、すんなりといかないことも目に見えてるのでw

やっとこさ、重〜〜〜い、デカ〜〜イお尻と腰をあげたのが10日前。



キャラで釣るしか方法はないと、アンパンマンの音が出る補助便座とキティちゃんのトレパンまでフル装備で準備していざスタート!!





したものの、、、







もう、ぜんっっっぜんダメ。 


問題外www


オムツにしても、パンツに漏らしても、彼女にとってはどーでもいい様子。





ヒメー、おしっことうんちしたくなったら何て言うんだったー?


まま、おしっこ、いきたいよ!


そう!次は教えてね!


うん!!ヒメかしこいからぁ〜!




お利口さんという意味で、看護師さんや先生方皆さんが「ヒメちゃんはかしこいなぁー」と、よくヒメを褒めてくださっていたので、いつの間にか自分で言うようになりましたwww

彼女にとって、現在、宇宙一の褒め言葉です。





 

が、自称かしこい娘よ。








どこがかしこいんだ????







まーーーったく教えません。


むしろやっちゃってること忘れてんのか、とぼけてんのか、事後報告すらなし。





ヒメー!ちゃんと教えてって言ったじゃん!


つぎはおしえるぅー!
かしこいからぁー!おねえさんだからぁーー!


(それなら、教えてくれないおまえはまだ赤ちゃんじゃ!!)心の声w






このやりとりをもう何度したことか…。





かしこくも、おねえさんでもありません。






トレパンで大量に漏らしたときには、水たまり状態でも教えもせずに、こちらが気付くまで体に塗りたくって遊んでました…(~_~;)




あるときは、お兄ちゃんのうちわで遊んでいるときに漏らしてしまい、うちわビショビショ。

あーあー、ぬれたぁーー。と言うヒメの横で、捨てられるうちわを見てギャンギャン泣き出す兄。





もう修羅場です。







カオスです。









私も最近あまり体調が優れないこともあり、イライラマックス。



そんなこんなで、発狂防止のために一昨日から一旦トレパンは中止しております。。




忍耐力ゼロの母…トホホ…。



トイトレが大変って、こーゆーことなのね…と今さら息子のぶんまで痛感させていただいております。







そもそも、トイレに座るのは楽しいらしく、ドキンちゃんを連れていってニコニコおすわりしているし、2回だけ成功したこともあるんです。


まぁ、長いと40分くらい歌いながら座ってるんで、そーこーしてるうちになんか出ちゃった♪的なやつなんですけどね。


決して本人の意思で『出した』わけではありません。



だけど、そーゆーハプニング的なので覚えるお子さんの話よく聞きますよね!

だから我が子も期待したのですがね…

期待した私がおバカさんでしたw



かしこいんやなかったんかーーーい!!


まぁ楽しんで座ってくれているだけでも、まずは第一関門突破というところなのでしょうね。





焦らず。

ゆっくり。

根気よく。




せっかちな私が一番苦手なヤツです。






でも今日ね。





まだまだヒメにはその辺りの感覚が備わっていないのかもしれない…とふと思いました。



 というのも、前にも書きましたが、ヒメの歩行や体の筋肉の発達って普通の子より一年ぐらい遅いんです。





いまやっと転ばずに歩けるけどジャンプも浮かないし、体幹がふにゃふにゃなので滑り台も一人では滑れません。




その原因として、3ヶ月の頃から何度となく全身麻酔で手術を繰り返していることが関係しているんじゃないかと僕は思う。

と、地元のかかりつけ医大病院のお医者様には言われています。




全身麻酔のあいだって、カラダの働きが全部止まってしまうらしく、それは小さければ小さいほど影響が大きいのだそう。
たとえ1時間の麻酔だとしても、大人が1時間麻酔するのとはワケが違うと。




そりゃそーだ。




てことは、臓器である膀胱や腎臓や、それを感じ取る部分が遅れている可能性も十分にあるわけで。



それなのに、『入園するから』『もう三歳だから』というこちら親側の都合だけで、感覚もわかっていないであろう娘に頑張らせるのってどーなんだろう…




ってお昼から悩んでおります。






私ね、性格がホンッッット男なんです。

実際男性ホルモンも多めなんですけどwww



そんなもん、やればできる!!!
気合いだ!!!
がんばれ!!!
泣くな!!!
食いしばれ!!!


みたいなw





でもよくよく考えてみると、それでなくても今まで散々頑張らせてきたのに、たかがトイレぐらいまでもムリに頑張らせるのか私は…と。



プライド高いヒメの性格上、幼稚園でお友達がトイレに行く姿を見たら絶対オムツバイバイすると思うんですよね( ̄+ー ̄)


それか、みんなの前でお漏らしして、恥ずかしくて恥ずかしくてオムツバイバイかw


後者のほうが有力かなw






だからこのままゆるいトイトレは続けつつも、本人の成長に合わせてあげるのも悪くないのかなぁなんて思ったり。



さすがに中学生になってもオムツはいてる子なんていないわけで。






もう、いつかなるようになるさ!と思ってタカ括っててもいいですかね⁈



甘甘母ちゃんなのかもしれないけど、ぶっちゃけ、ずっと治療がんばって、脳幹にメラノーシスあっても元気でがんばって、楽しそうに生きてるヒメに、あんまりどうでもいいことでがんばらせることはしたくないんだよなぁ。

きっとヒメにとって、いまオムツじゃなくなることってどうでもいいことだと思うから。




というのが本音です。


リアルな世界では誰にも言えないんですけどね。


母の悩みは尽きません。