キッチンの「手元隠し」「背面の家電隠し」を目的で手元の立上を40㎝に。
圧迫感が出ちゃうかな…と少し不安になった時期もあったけど、完成してみて思うのは…
やっぱり立上を40㎝にしてよかった!という話。
キッチン家電をリビングからあまり見せたくない!っていう人は、選択肢のひとつになるかも!
前回の記事↓に引き続き、K妻さんち話。
キッチン周りは特に、住まい手の希望が多種多様だし、状況も違うので、正解なんてないんだけど…
個人的に、K妻さんのキッチンの考え方…大賛成!である。
どんなところが大賛成か?っていうと…
特に手元が隠れるところ!
私もキッチンの手元は、ダイニング側から丸見えよりも、少し隠したい派なのよね~
当初から希望の「手元立上40㎝」
K妻さんはキッチンの手元をカウンターから上に40㎝立ち上げたい!と希望されていた。
以前、某ハウスメーカーのモデルハウスで40㎝の手元立ち上げを実際に体感され、
これはいい!と思った…とのこと。
立上を設ける場合、20㎝~25㎝くらいが多いんだけど、40㎝っていうのは私も初めて。
(ちなみに我が家も37㎝と結構高めな部類)
K妻さんの身長は156㎝と、特に高身長さんってワケでもないので、40㎝はどうなんだろう…と思ったんだけど、K妻さんはすでに実体験済みなので…
「40㎝で!」と。
あまりに自信満々だったので「承知しましたっ!」と、仰せのままに…
キッチン高850+手元立上400=笠木カウンター高1,250㎜(1.25m)でご提案。
これ、K妻さんちのキッチン付近のビフォーアフター
↓サクッとご紹介
断面で見るK妻さんちのキッチン周り
好みが二分するところではあるけど…
キッチンには「フルフラットタイプ」と「壁付けタイプ」があるよね。
フルフラットは、どちらかと言うと見た目重視。
壁付けタイプは、どちらかと言うとコストや機能性重視。
…って感じかな、と。
仮に両者採用した場合を断面で見てみると…
フルフラットはこんな感じよね↓
キッチンカウンターが広く手元がすっきりオープン空間。
ダイニング側と一体感がある。
キッチンを囲むイベントがあれば大活躍間違いなし!
ただ、これが短所になることも…
キッチン上がどんな状態であっても、容赦なく丸見え…とか。
一方、壁付けタイプはこんな感じ↓
フルフラットに比べ、ダイニングとの一体感は落ちる。
…が、立上部分が天井まであるワケじゃないので、視線は背面まで抜ける。
また程よく「ごちゃつきがちな手元」が隠れるためストレス減に。
もちろん、基本はキレイに暮らすつもりだよ。
でも、忙しい毎日でついゴチャッとしがちな時もあるよね…
そんな状態をリビング側から見られたくないし、自分も見たくないよね…
ってことで、私はちょっと手元が隠せた方が安心かも…と思う派なのよね。
一切見えない!家電製品
K妻さんちは、リビングに入った正面にキッチンが見えるんだけど、
本来ならズラッと並ぶ家電が丸見え、もしくはそこそこ見えがち…
でも、それが一切見えないから非常に気に入っている!とのこと。
ホントだー!
冷蔵庫があるからキッチン…ってわかるくらい、家電類が一切見えない。
強いて言うならかろうじて…電子レンジの上がチラッと見える…?くらいよね。
もし、手元の立上げナシのフルフラットタイプだったら、手元はもちろん、キッチン越しに背面の家電が全部見えちゃうよね…
いや別に家電が丸見えなのがダメって言ってるんじゃないよ。
こだわりの素敵な家電だからあえて見せたい!って人もいると思うし…。
見せたくない派さんはコレも選択肢に入れてみるといいかも!って話ね。
ちょこっと補足で…
K妻さんのコメントにも書いてあるけど(一番最後の方に。ちょっと見切れてるけど…)
今回の手元立上に関しては、LDK全体の広さも影響すると思う。
K妻さんちは、LDKが22帖近くあるので手元を思い切って立ち上げても大した影響はないけど、LDK空間がコンパクトな場合、キッチン手元の立上壁の存在感を踏まえ、立上高さは必要最小限にした方がいい場合もあろうかと。
もしくは、少しでも広く見せるためにフルフラットを採用することだってあるだろうし。
我が家のキッチンでは、何を最優先したいか?って部分をまずはしっかり決めて検討するといいかも!