GW真っただ中ってことで、間取りの話ではなく軽めの内容にしようかと。
人生初、たけのこの天ぷらを作った話。
前回の記事で紹介した、間取り相談№492のH美さんから先日、間取り相談のお礼に…と、貴重なお品をいただいた。
京都 大枝塚原の朝掘り筍
H美さんのご実家が京都で筍農家をされておられ、その筍は京都の老舗料亭などに納めるそう。
そんなスゴイお品、私などが手にしてもいいんだろうか。
猫に小判、豚に真珠…間違いなしかと
早速ゆでる
「普通のたけのこ」ですら普段扱い慣れず(スーパーの「ゆでたけのこ」レベル)、こんな高級食材を調理スキルの低い私などが扱っていいんだろうか?と、しばし同梱されていた説明書を読込む。
- やわらかい筍なので灰汁がほとんどない
- 水のみでゆでること(ヌカや米のとぎ汁は使わないこと)
- 30~40分ゆでる
- 根元がやわらかくなったらゆであがり
- 水にさらしてしばらく置く
へ~、「京たけのこ」は逆にヌカを入れちゃだめなんだ。(筍にニオイが移るらしい)
調理スキルの低い私でも「筍は早くゆでないとえぐみが出る」ってことは知ってたので(←だよね?)
荷物が届いた時、ちょうどゆでるくらいの時間があってラッキー!と思いつつ、早速準備に取り掛かった。
…が!我が家には、タケノコが丸ごと数本入るような大きな鍋がなく、大中二つの鍋を使い、さらに大きなたけのこは半分に切ってゆでることにした。(←これ、ご法度なのか?と不安だったけど…やむなしで)
ひとまず2品つくってみた
同梱されていた「たけのこレシピ」の中にあった「酢の物」と「たけのこご飯」を作ってみた。
盛り付け力がなく、せっかくのたけのこが映えない
酢の物は、たけのこの味がダイレクトにわかった。
やわらかいけどザクザク歯ごたえがあって、たけのこの香りもしっかり感じ、おいしくいただいた。
たけのこご飯は、味付けに対し、たけのこの量を欲張ったせいでやや薄味になってしまった。
腕のいい調理人が扱えば、「京たけのこ」の良さを何倍も高められただろうに…
我が家に来てしまった京たけのこさんには申し訳ない気持ちである。
さっそく、H美さんに2品作ったことを報告をしたところ…
「天ぷらがおすすめ」
という情報をいただいた。
めちゃ旨だった「たけのこの天ぷら」
天ぷらなら、てんぷら粉を付けて揚げるだけなのでカンタンじゃーん!
今夜はそれにしよーっと。
と、安易に考えていたんだけど…
え、味つけ?そーなの?
ゆでたけのこに衣をつけて揚げるだけでいいと思ってた
早速ネット検索で「たけのこの天ぷら」をググってみると、
「そのまま天ぷら」もあったけど「残った煮物を天ぷらに」って書いてあった。
…が、残った煮物のレシピは載ってなかった。
煮物?ソレどんな味付けなのよ…
たけのこの煮物といったら…若竹煮しか思い浮かばない。
そこでワカメ抜きの若竹煮を速攻で作り(もちろんレシピを見ながらね)、それを元に天ぷらを作ってみた。
↑重ね重ね「盛り付け力」の低さを痛感中…
(※手前の空き地は他の食材を盛り付けるつもり…のなんだけど←なんの言い訳?)
映えてないけど、味はめちゃ旨だった。
たけのこの天ぷらってこんなにおいしいモノだったっけ?
っていうか、そもそもあんまり食べたことなかったわ…。
H美さんも「煮物の余りを天ぷらに派」さんだったよう。
こんなに筍の天ぷらがおいしいとは、今まで知らなかった。
人生ちょっと損してたわ。
いきなり高級タケノコに味付けして天ぷら…は、なんだかもったいないような気もするけど、いろいろ堪能したのちなら…それもアリと思った。
そろそろタケノコの時期も終わりに近づき、煮物に飽きたな~とお思いなら「余った煮物でタケノコの天ぷら」おすすめで~す!