親には言えない本当の金額 | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

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R子さんちシリーズの最終回として先日、素敵な宅内だけでなく、↑うっとりするような外構を紹介したんだけど、この記事を書きつつ、R子さんちの外構写真を改めてまじまじと見て思ったのよね。

「コレ、たぶん相当費用かかってるよね…」
「いくらだったんだろう?」
「〇百万円くらいかなぁ…」
「…。」



「R子さーん、いくらかかったんですか?」
「〇百万円くらい?」←え?聞く?汗


と不躾にも直球でお尋ねしたら…

「どっひゃー!」

親には言えないとおっしゃる金額だった話。



・・・・・・・

※外構費用記事の投稿はR子さんの許可済み

※今回の記事の「外構費用」とは、建物が完成してから玄関周りや庭、駐車場まわりに施す、いわゆるデコレーションの事。

※建物本体工事の前に、近隣敷地との高低差を補強する土留めとか擁壁をつくる「造成工事」ではないものとする。





ここ最近、R子さんちシリーズとして記事をいくつか投稿した。

 

 

 

 

 

 


これらの投稿をするにあたりR子さんにアレコレお尋ねしたり、新たに写真を送ってもらったので、そのお礼を申し上げようと最終回の投稿後にR子さんにLINEを送った。

 

おかげさまで有益な記事が投稿できました、ありがとうございます。

それにしても何度見ても素敵な外構ですよね~

外構にここまで手を入れられるケースは少ないので本当に感心しきりです!

不躾ながら…

  • カーポート(リクシルSC)
  • リビング前の庭(相当作り込んである)
  • 玄関周りのアプローチ(相当作り込んである)
  • 隣家との境界塀(単なるフェンスじゃない)
  • 庭木などの植栽


全部でどのくらいかかったんですか?
〇百万円くらいですか?もっと…かな?



と、図々しいオバサンらしく堂々とお尋ねしてみた。

 




 

思わず絶句した外構費


全部でどのくらいかかったんですか?の問いに、
まずは前回の記事に対する回答をくださった。





↑外構プランは、R子さんがビルダーではなく、外構専門業者さんに別途ご依頼されたので、私の手元に図面はない。
なので写真から、たぶんこんな感じだろう…と推測図面を書いたんだけど。

それが「そのまま正解だったよ!」というお知らせ。

で、続いて…






どっひゃー!
〇、〇っぴゃく万円!


思わず絶句したね…。



R子さんちの敷地は、特別に広大ってワケでもないし、
(たぶん)ものすごい資産家ってワケでもない。←勝手に決めつけるなっちゅーの汗

…なのに、外構に〇っぴゃく万円!

改めて、R子さんの財力にひれ伏したね。
凄すぎます、R子さん…。





 

親にもナイショの外構費


R子さんちの外構費用に思わず「どっひゃー!」発言の私のコメントに続いて…





実際は、その3倍弱…汗


まあ、そうよね。
親には言えない金額かもね…

絶対、小言を言われるに違いない。

マイホームに対する思いとか価値観が違うだろうし、そこは「お茶を濁す」が正解かと(笑)




なるほど、確かにね~

道路沿いは「我が家の自由」にできるけど、隣家側は相手があるもんね。
隣家との境界フェンスは、こだわりの強い方が費用を100%持って施工するなら、隣家としては「素敵な境界フェンスをありがとう」って感じで、丸く収まるし、抜け感のあるフェンスが生きてくるよね。


そこまでこだわるとは…徹底ぶりが半端ない!


R子さんが当初「予算取り」していたという①百万円は、私が当初フワッと脳裏に浮かび「予測した金額」とドンピシャだった。


ま、実際は、なぜかそれより随分控えめな金額でお尋ねしてしまい「寝ぼけたこと言ってんじゃないわよ、失礼しちゃうわ!」ってレベルの大外しだったんけどさ汗





 

どうしても金額が気になるあなたに…


あえて煙に巻いております…汗
金額が知りたい!と思う方だけ真剣に読んでね。
そうじゃない方は読み飛ばす感じで…。



どっひゃー!〇っぴゃく万円

衝撃の外構費用だったワケなんだけど。

当初、私の脳裏にフワッと浮かんだ額は①百万円。

ただR子さんにお尋ねする際、なんとなくそこから200万円引き「②百万円?」と尋ねた。←なぜか低めに

でも実際にかかったR子さんちの外構額③は、「お尋ねした②」の2倍、そこへさらに200万足した③百万円だったのである。

お尋ねした額②など大外しにもほどがあり、失礼極まりない外しっぷりとなった笑い泣き

そもそも当初、脳裏に浮かんだ①の1.5倍強が実際の額③だったんだけどね。



まとめると…

当初浮かんだ額①-200万×2倍+200万=実際の金額③

どう?わかった?



赤文字をヒントにすると答えがわかると思うよ。

※くれぐれも答えをコメント欄に書かないようにね(笑)






 

こだわりがあるなら先手を打つ


前回の記事でも書いたんだけど…

せっかくのマイホームなのに、建物本体に予算をかけすぎて外構工事まで費用がまわらない!ってケース、あると思う。

住まい手が、「外構など別に後からでも全然かまわない」「なんなら最小限で十分」って思っているならそれでもいいと思う。

でも、住まい手が「せっかくのマイホーム建築なんだから、玄関まわりや車庫まわりだけでもある程度作りたい」「映える玄関まわりにしたい」「リビング前もそこそこやりたい!」と思っているのなら、早い段階から「やりたいことに見合った予算取り」をしておくことは大事だと思う。


…とはいえ、本体工事に相当額の予算を投入したのちに、外構費用に〇っぴゃく万円もかけられるR子さんには、本当にひれ伏すのみではあるんだけどね。





夫婦ともに貯金が趣味…汗


R子ご夫妻の爪の垢を煎じて就職直後の私に飲ませたい…

今思えば非常にくだらないモノに浪費していた自分を呪う…


・・・・・・



あなたが、そこそこ…もしくはそれ以上の外構をご希望ならば、早い段階で「やりたい内容にそこそこ見合った予算取り」をしておくことをおすすめします!

間違っても、計画初期あたりにビルダー側が全体予算の把握とかで「とりあえず外構予算を150万円にしておきますね!」とするような、何の根拠もない金額で「自分たちのやりたい外構がほぼできる!」と思い込まないようご注意を。

仮に…150万円にするにしても「その内訳の根拠」を聞くべし。
 

 

 

 

 

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