てんこ盛りの業務に押され、すっかりご無沙汰になってしまいましたが…
以前の話に続き、築3カ月経過のOBのお客様、神奈川県在住のY子さんの「しばらく暮らしたのちの報告」です。
■ロフトは入口以外を全部、壁で閉じた話
パナソニック ロフトハシゴ
「マイホームに憧れのロフトをつけたい!」って思いませんか?
・子どもの遊び場、おもちゃ置場
・下から見た感じも広く見えて素敵!
…みたいな。
私もそう思ったうちの一人で、まさにそれを我が家で実行したところ…
住んでみれば「そりゃそうよね」という結末になり、「我が家の失敗」の上位に君臨中
・子どもの遊び場、おもちゃ置場 ←上がったのはごく初めのみ。結局、私が出し入れ管理。
・下から見た感じも広く見えて素敵! ←見える=置いたものも見えるし、ホコリも積もる
築8年の我が家の子供室のロフト。現状はこのありさま…↓
「コストコ」や「ふるさと納税」でゲットした大量の日用品が占拠状態…(笑)
小学生の息子がここへ上がるのは、日用品を運搬する手伝いをさせられる時だけである。
しかも、まずはじめに床のホコリ掃除からというね…
(ロフトは天井低いので子供担当…でも最近私と同じ身長になりつつある)
ホント、ここは忠告を聞き、入口以外、壁にしておくんだった…と後悔している。
ええ、忠告されたにもかかわらず聞く耳を持たなかったのは私です
その話は↓コチラに
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…と、我が家のロフトはこのような有様です。
すべてのケースがそうだとは申しませんが、我が家にロフトを計画中のあなた。
特に収納的な要素で利用する可能性が強い場合…
今一度、坂口家のような事態にならないか?と検討してみてはどうでしょうか。
Y子さんは、すでにロフトの記事を読んでおられたため、壁にする予定だった。
しかし、原案間取りには、その部分が表現されておらず、図面だけでは判断できない。
Y子さんの原案間取りは↓コチラ
↑この図は、2階の平面図。2階の平面図にロフトの範囲が斜線で表現されているのみ。(赤い枠で囲った部分がロフトを示す)
この図では、ロフトが「手摺」なのか「壁」なのかがわからない。
できれば「ロフトの高さの平面図」をビルダーに作図してもらえるとよいが…。
実際Y子さんには、手書きのロフト図面を差し上げたが、今回わかりやすくするために書き直したものでご紹介。
例えば、↓このように子供室側が「手摺」の表現になっていると、下からロフト手前付近の全体が見える。
よってロフトの手前にモノを置くと、下から見えるということになる。
収納物が見えるのはちょっとね…と思うと、手前にモノは置けない。
一方で、↓このように子供室側が「壁」の表現になっていると、下からは壁でロフト内は見えない。収納する物も両側の壁面に置くことができ、ホコリも入りにくくなる。
Y子さんの2階平面図には、この部分の表現がなかったが…
ぜひ、ここはビルダーさんにどちらで施工する予定か?を確認したほうがよいと思う。
・ホコリ対策
・収納したものの目隠し対策
Y子さんは、ここを重視して「入口以外は壁」を選択された。
そんなY子さんちの子供室(男の子二人の部屋)は↓このようになった。
↑子供室①
↑子供室②
(※ハシゴは二部屋で共有と思われる)
Y子さんの感想↓
Y子さん、クローゼットの扉をやめる案、大賛成です!
個室ですし、ホコリが気になれば、後から天井へカーテンをつければいいですよね!
暮らしてみての感想や写真を沢山くださってありがとうございました。
・・・・・
見比べれば「閉じたロフト」よりも「オープンなロフト」の方が解放感があるかもしれませんが、長い目で見たとき、私は「閉じたロフト」に1票を投じたくなります。
もちろん、収納的な要素は弱く、別の用途のために解放感を出す!というケースもあります。
そのロフトを長い目で見た時に、どのように使うのか?の冷静な見極めが大事ですね。
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