ここ最近、薪ストーブをご計画中のお客さまの間取り相談が3連続!
薪ストーブを6年愛用している我が家の実体験が何かの参考になれば…と思う話。
【本日、今シーズン初、薪ストーブに点火( ´艸`)】
薪ストーブの暖かさは、エアコンやファンヒーターとは違う良さがあります。
ゆらめく炎を眺めるのは、なんとも幸せな気持ちです。
…が、結論から言いますと、
薪の調達を自分たちでやろうと思っているならば、それなりの覚悟が要りますよ!
という事です。
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我が家の冬支度は丸太運びからスタートします。
2週間ほど前の11月3日、日曜日。
朝から弟に手伝ってもらいつつ、夫と3人で薪の原料である丸太運びをしました。
伐採した丸太をストックしておいてくれる工務店さんの資材置き場で、
3人で丸太をトラックに積み替える作業をしていた時の事です。
「ゴーンっ!」
「イタタタター!」
なんと、飛んできた丸太が私の頭に的中!
初めの内こそ注意していたのですが、
だんだん流れ作業になり…
弟が荷台へ放り投げた先に、私が頭を向けてしまったのでした。
みるみる左のおでこに「マンガみたいなたんこぶ」ができまして…
あれからおよそ2週間が過ぎ、やっとおでこのアザが消えたところです(笑)
いや~、流血騒ぎにならずよかったよかった。
という話…ではなく
丸太集め、薪作りは大変ですよ!という話です。
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今年で薪ストーブも6年目です。
初年度は、手持ちがないためしぶしぶ購入した薪でしたが、
(軽トラック荷台1杯で約2万円×3杯)
2年目以降は自分たちで、まかなっています。
ここ最近は、入手ルートが安定してきたので、毎年丸太の確保に苦労しなくなりました。
初めの頃は、
伐採仕事のあるシルバー人材の事務所へ声をかけたり…
造園屋さんに声をかけたり…
通りすがりで伐採しているのを見つけたら声をかけたり…
と、あちこちへアンテナを張っていたものです。
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丸太が確保できたら、次は薪割りです。
チェーンソーと斧で、場合によっては「くさび」も使って割ります。
かなりの重労働です。
我が家はおかげさまで、実家の父が家庭菜園ついでに割ってくれます。
超ラッキーなケースです。
丸太の一時置き場を家庭菜園の畑すみっこにしたのが正解でしたな(笑)
いつまでも元気で頼みます…実家父よ
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薪割り爺さん父が割ってくれた薪を、乾かすこと1年。
やっと薪完成です。
これをトラックで自宅の薪台まで運びます。
軽トラックでは何往復もしないといけないので、
大きめのトラックでワンシーズン分を1回で運びます。
トラックは、弟が働く会社で借りてきてくれます。
借りてきてくれるだけでなく、運転手、丸太運び、薪運び、薪台へ入れる…
までも手伝ってくれます。←弟よ、毎年ありがとう…
この作業をした次の日は、全身筋肉痛
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こんな感じで今年も無事、6年目の薪ストーブシーズンを迎えております。
【我が家の薪台は、現場の足場を利用!】
※薪台は、もう1台ある
丸太は…信頼する監督のKさんが下請け業者さんから伐採した丸太をもらって保管までしておいてくれる
薪は…実家父が、家庭菜園畑の片隅に置いた丸太を割ってくれる
運搬は…弟が、トラックを借りてくれて、運転手もやってくれる
こうやって書きだしてみますと、ひとさまを頼り過ぎな我が家の薪ストーブライフ…ですな
これじゃー参考になるような、ならないような…(笑)
いろんな方に協力をしてもらっていると改めて感謝です。
【今年初着火を見守る夫と小4息子】
※我が家は、メンテナンスが気楽な玄関土間に置いています。
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あなたのマイホームでも薪ストーブをご計画でしたら…
丸太の調達、運搬、薪割りなどを具体的にイメージしてみてください。
大変なこともありますが、ぜひ家族で協力して長期間、愛用されるといいなぁ…と思います。