あたり前だと思っている「電気のある生活」 | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

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日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

「電気のある生活」は当たり前すぎて、特にありがたみも感じないかもしれない。
便利すぎる新居に引っ越した時こそ、少しだけ備えた方がいいかも…と思う
話。




5年前の大みそかの夕方、帰省先で夕食の準備中、突然停電した。
原因はあり得ないほど一気に積もった大雪。


オール電化住宅での停電は、すべてが一瞬にして強制終了であるショック!


すぐに復旧するだろうと思っていたが、結局電気が通ったのは丸二日以上過ぎた1月2日の夜だった汗


今時停電なんて滅多にしないし、したとしても数分ですぐ復旧するのが当たり前。
電気なんて使えてあたり前と思っていた私たちは大変な思いをした。



とにかく困る!暗くて見えないっ

真っ先に困ったのが、「真っ暗になる事」と「調理器具が使えない事」。


とにかく何にも見えない、完全に真っ暗。


懐中電灯を探すのも一苦労、おまけに予備の電池がない。
しかも6人居るのに懐中電灯は2つしかない。


誰かが移動するには1つ持って移動するので、
残った家族は今にも消えそうな年代物の懐中電灯の明かりのみが頼りだ。
(暗いのが苦手な子供が怖がってかなり困った。)


懐中電灯は移動手段にはいいが、部屋を明るくするにはまったく不足だと感じた。


調理もオール電化であるため完全にアウトだった。
幸い、カセットコンロがあったのでそれで二日間はしのぐことができた。
でも家族6人分の食事を作るにはコンロ1つでは不足だと感じた。



最低これだけは備えたい


今時そうそう停電なんてしないだろうとは思うが、自然災害の前では正直お手上げである。


丸二日以上の停電を体験した私が思ったことは…
「少しだけでいいので停電対策をしておこう!」だった。


・移動用として懐中電灯を家族の人数分。(年代物注意汗
・部屋の明かり確保としてランタンタイプを数個。(トイレにも欲しい)
・カセットコンロは2台。(もちろんガスのストックもお忘れなく)



【ランタンタイプってこんなの】



おまけの話

実はこの正月帰省した時、また停電した汗

数年前の恐怖が一瞬頭をよぎったが1時間もしないうちに復旧した。


おかげでのんきに恒例の初詣にも行くことができた。



今年も1年頑張ろうっと。