2つを比べてみよう!「イメージできるかどうか?」で答えが違う! | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

セルフチェックで「あなたのマイホーム図面」を辛口主婦目線に耐える図面に変身させます!
日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

マイホームの快適度は、間取りの段階でどれだけ生活をイメージできたか?に
依るところが大きいと思う。


ためしに、洗面室2帖の「出入り口の位置が違うだけ」でどれだけ差が出るかを検証してみる話。



【前後左右に動かせる蛇口がいいね!TOTO  HPより】


間取りをサラッと見るのではなく、具体的な生活をイメージしながら見ると
本気で「生活を考えた間取りになっているか?」をチェックできます。


こりゃマズイ!と気づけば早々に手を打つことができますひらめき電球



洗面脱衣室をみてみよう


洗面脱衣室は、マイホームの花形的存在のリビングやキッチンに比べると地味な存在。


地味な存在だけど、家族の誰もが毎日使う場所を「具体的なイメージをすること」で、その間取りが本気で家族の生活を考えてつくられたか?という事がわかります。


結果、実際に暮らし始めてからのマイホームの快適度にもつながるわけですひらめき電球



まったく同じ間取りで比べてみる



例えばこのような洗面脱衣室の間取りがあったとします。

まったく同じ2帖で、入口の位置だけが違います。

※入口の位置は、間取りによって自由にできない場合もありますが、ここでは自由にできると仮定しています。


サラッと見て、あなたはどちらが↑我が家に向いていると思いますか?



イメージするとどう変わる?


具体的にイメージしやすいように家具(寸法)や人物を入れてみます。


どうでしょう、先ほどと答えは同じですか?
それとも「具体的なイメージ」をしてみた場合とでは違いますか?


具体的なイメージをしてみると、いろんな事に気づきませんか?


◆洗面脱衣室には着替え用のチェストが置ける方がいいのか、不要なのか?
◆洗面脱衣室に入ってすぐ脱衣スペースなのはアリなのか、ナシなのか?
◆①の場所はタオル掛け用に壁が欲しいのか、特に必要ないのか?

イメージしながら間取りを考えた時、


やっぱり今の間取りで大丈夫!と思いましたか?

洗面脱衣室は2帖で十分?それとももう少し広くしたいと思いましたか?



暮らし始めてから気づいたのでは遅いですショック!


間取りの段階で、どれだけ実際の生活をイメージできるか?であなたのマイホームの快適度がぐんと変わります。


まずは、我が家の洗面脱衣室を具体的にイメージするところから始めてみてくださいひらめき電球



坂口の間取り相談では、実際の暮らしを一緒にイメージしながら間取りチェックしています。