マイホームの快適度は、間取りの段階でどれだけ生活をイメージできたか?に
依るところが大きいと思う。
ためしに、洗面室2帖の「出入り口の位置が違うだけ」でどれだけ差が出るかを検証してみる話。
間取りをサラッと見るのではなく、具体的な生活をイメージしながら見ると
本気で「生活を考えた間取りになっているか?」をチェックできます。
こりゃマズイ!と気づけば早々に手を打つことができます
洗面脱衣室は、マイホームの花形的存在のリビングやキッチンに比べると地味な存在。
地味な存在だけど、家族の誰もが毎日使う場所を「具体的なイメージをすること」で、その間取りが本気で家族の生活を考えてつくられたか?という事がわかります。
結果、実際に暮らし始めてからのマイホームの快適度にもつながるわけです
例えばこのような洗面脱衣室の間取りがあったとします。
まったく同じ2帖で、入口の位置だけが違います。
※入口の位置は、間取りによって自由にできない場合もありますが、ここでは自由にできると仮定しています。
サラッと見て、あなたはどちらが↑我が家に向いていると思いますか?
具体的にイメージしやすいように家具(寸法)や人物を入れてみます。
どうでしょう、先ほどと答えは同じですか?
それとも「具体的なイメージ」をしてみた場合とでは違いますか?
具体的なイメージをしてみると、いろんな事に気づきませんか?
◆洗面脱衣室には着替え用のチェストが置ける方がいいのか、不要なのか?
◆洗面脱衣室に入ってすぐ脱衣スペースなのはアリなのか、ナシなのか?
◆①の場所はタオル掛け用に壁が欲しいのか、特に必要ないのか?
イメージしながら間取りを考えた時、
やっぱり今の間取りで大丈夫!と思いましたか?
洗面脱衣室は2帖で十分?それとももう少し広くしたいと思いましたか?
暮らし始めてから気づいたのでは遅いです
間取りの段階で、どれだけ実際の生活をイメージできるか?であなたのマイホームの快適度がぐんと変わります。
まずは、我が家の洗面脱衣室を具体的にイメージするところから始めてみてください