毎日の洗濯をしない人にはまったく興味のない話 | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

セルフチェックで「あなたのマイホーム図面」を辛口主婦目線に耐える図面に変身させます!
日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

間取り相談のお客さまとお話ししていると、必ずと言っていいほど盛り上がる話。

それは「洗濯物をどこへ干して、どこでたたみ、雨の日はどうするか」。



【坂口さんちは雨の日はここが物干し場なんだってさ~^^;】


365日でほぼ365回、洗濯物を干している者としては切実な問題です。
日常的にやらない方は今日着て行くものがあれば困らないので気になりません。


◆どこに干すか。
◆どのタイミングで取りこみ、一旦仮置きをし、どこでたたむのか。
◆雨の日や一度は外に干した後の急な雨の時はどうするのか。

◆少しくらいの雨なら濡れずに済む軒があるのか。
◆その「室内物干場」で乾くのか。


このあたりをあまり考えてない間取りを見かけるたびに、
「この間取りを考えた方は、日常的に洗濯をしない人だな汗」と思います。


◆間取りを見ただけでは洗濯物をどこに干すのか予測できない。
◆物干し場に出来そうな場所が「リビング前」や「玄関横」にしかない。
◆一旦取りこんだ物がリビングで山積みとなりかねない配置。



家事仕事は山のようにあって忙しい


インテリア雑誌に載っていそうな素敵なリビングに取りこんだ洗濯物が山積み。
しかも、それが日常の状態。


昼間は仕事をして、買い物して帰宅し、急いで夕食を作りながら子供の宿題も見る。
責任を持って家事をこなすのは、たいへんで忙しいのです。


仕事から疲れて帰宅後、夕食の支度までのバタバタした時間に、「洗濯物を取りこみ、すぐにたたんで仕舞う!」これができる方は、わたし調べですとほぼ皆無です(笑)


大半の方は、「取りこんでそのまま」もしくは「室内に干しっぱなし」、時間ができた時に少しずつ片付けるという方ばかりです。

もちろん、私もそのひとりです( ´艸`)←自宅で仕事のくせにかいっ!



物干場の考え方は人それぞれ


物干し場の考え方は、十人十色ですし、地域、立地条件もバラバラです。

1階ですべて完結させたい方もいれば、2階で干したい方、室内干しが日常の方もいます。


ただし、すべての方に共通して言えるのは…


◆一旦置く場所が欲しい ←専用の置き場が欲しいと言っているのではありません(笑)
◆たたむ場所も欲しい 
←専用のたたむ台が欲しいとか言っているのではありません(笑)


日常的に洗濯物にかかわってない方にはイメージしにくい部分です。
その間取りで実生活がスタートした時を想像してみてください!



坂口の間取り相談の打ち合わせでは「主婦あるある話」で毎回盛り上がっています(笑)