こんにちは。
西洋占星術家の天乃蒼已です。
アスペクトにはメジャー、マイナーとありますが、何度か取り上げているインコンジャンクト（150度）。
クィンカンクスとも呼ばれるこのアスペクトですが、近年マイナーからメジャーになったこれ。
「ある意味最強なんじゃないか？」と思えてきました。
というのも、私たち夫婦は月がインコンジャンクトの関係にあります。（旦那蠍で私が牡羊）
牡羊座がオギャーと生まれたばかりのエネルギーどーん！な感じだとしたら、蠍座は深い深ーいエネルギー感。
付き合いはじめの頃は特に、お互いの質が全くわかりませんでした。
（何でそんなに悩まんのだ？という旦那に対して、何をそんなに悩むことがある？という私みたいな。もう少し慎重になれという旦那に対して、今じゃん、今！みたいな私。
太陽は獅子座と双子座だからそうでもないのですが、やはりお互いの「月」が満ちていなかった時は本当にわからなすぎてしんどかった〜）
インコンジャンクトとは何も一致しないアスペクト。
似通っていないから異質同時の関係性。
まるで違う星の生物が出会ってしまったようなイメージです。
今だからだけど、ほんまに私旦那に出会った当初は「絶対友達にならんとこ〜」と思っていました。
だけどなんかわからんけど惹かれてしまったのは、運命づけられていたからとしか思えないのですよね。
お互いが知りたくて知りたくて、でも開け方すらわからなかった鍵をこじ開けれた感じ。
牡羊座と蠍座のお互いの共通項は「情熱」や「熱意」。
その先の世界を見たいのです。
個人のホロスコープにインコンジャンクトがある場合もそう。
繰り返し咀嚼していくことで、異質な組み合わせだからこその魅力が生まれます。
なんとなくこれは、頭でよりは感覚で実感する感じがする。
こんなことを言ってしまっては身も蓋もないのですが、相性なんかもそう。ソフトな関係性だからいいなんてこともないし、ハードな関係性だから悪いなんてこともありません。
いくら周りが最悪だと言ったとしても、その最悪を採用するかしないかはあなた次第であるし、いくら周りが最高だと言ったとしてもあなたがそこにあぐらをかいていたり受け取らなかったのならば「なかったこと」と同じこと。
あなたがどうありたいかが
全てだからです。
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占星術を知ってよかったなーと思うことのひとつに、お互いの違いを認め合い、尊重しあえるってことがあります。
これは本当に知ってよかったことだなあと思う。
価値観が違うから合わないとか、愛があるとかないとかということもよく聞くお悩みだけど、それもしかしたらただお互いがお互いの質を知らないってだけなのかもしれない。
違う質が合わさるって見たこともない世界が広がるだろうから、最初こそ戸惑えど、こんな愛の形もあったんだなーって、お互いがもっと柔らかくなれると思う。
現に私たちのパートナーシップってそう。
異なるから合わないじゃない。
知らないからわからないってだけ。
どんどん自由だもの
自分の価値観だけでこの世界を生きるなんてもったいなすぎる。
いい悪いを
とっぱらえ♡
本日もお読みいただきありがとうございました。
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