Images and Words...

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上越市の自立学習塾「全力塾」代表のアメブロです。

全力塾を開校してから12年目を迎えました。

コロナ禍になってから自分で映像授業用のサイトを作ってからは、新しいことをやってきませんでした。逆にコロナ禍になるまでは常に新しいことにチャレンジしていたと思います。新しい教室を開校したり、自立学習の教材を変えたり。

それでも副業しながらですが、塾を継続して続けられている。


経験も増えてきて、

・こうすれば成績が上がる

・こうすれば応用問題が解ける

・こういう考え方が大切

ということをブログで発信し続けてきましたが、あまり評価されてないなー、と感じていました。

ブログで発信してることの方が全力塾の本質であり、その考えを理解した上で全力塾に来てほしい。

とちょっと何様のつもりだという考え方だったと思います。

僕を昔から知っていて、自分のキャラクターやプライベートのふざけた部分でこの塾を選んでる人はなんでこの塾に来てるんだろう?と思っていました。

そういう選び方をされて成績的にも通塾においても良い結果になったことなんかないと思っていました。


ただ、今年の春の大学受験の結果や今年の高3生の成績を見たとき、

なぜか良くなってる

と思いました。

高校受験は対策もしやすいのですが、大学受験はそうもいかない。

なんでかなー。

これは、自分自身でも大切にしてることだったんですが、

「楽しむ」

ということ。

勉強を楽しむこと

困難な状況を楽しむこと

こういったことがこの塾の強みなんだなー、と思いました。自分自身がコロナ禍で副業として食品工場のパートに行ってたことはしんどかったですが、楽しもうとしてきましたし、多くのことを学ぶことができました。


そうか、みんな「楽しい」をこの塾に求めているのか。勉強できなくてもその状況を「楽しむ」ことを求めていたのか。

そっかー、わかってなかったなー。

勉強ができること

志望校に合格すること

という当たり前のことを求められてる部分もあるけど、それ以外に「楽しむ」を求められてる。


さぁ、「楽しむ」に全振りしていこう。


久しぶりにアメーバを開きました。

2023年はこれを含めると3回しかブログを更新しませんでした。

教室のブログも、再アップが中心で新しく書いたブログは1件。

instagramの更新は2週に1回くらい更新していました。instagramも最初は長文でしたが、最近は文章も短めです。

 

では、2023年を振り返ろう!というわけで、

2023年の目標は、

「ギターを目標、目的を持って練習する」

でした。

あれです。「遊びこそ真剣にやれ」です。

2023年に欲しかったものも買えました。

オーディオインターフェースです。

 

docomoのポイントでゲット。

 

音の良し悪しはよくわからないんですが、めちゃくちゃ弾きやすくなりました。

「え、こんなんめちゃくちゃ上手く弾けるようになるじゃん」

と感動しました。

 

 

 

最近はAXE FXを使わずに、ソフトで音を鳴らしてます。パソコンとオーディオインターフェースだけ。

ギターに関してはミニマリスト。

 

仕事は、スーパーの食品工場を辞めて、別の仕事をしています。

そのため朝は5時~6時の間に起きて、筋トレと数独を毎日続けてきました。

最近寒すぎて筋トレはサボり気味ですが。

 

塾もオンライン家庭教師も続けています。

 

コロナ禍の間に作った、映像授業とそれを見るためのサイトがずっと大活躍しています。

成績と指導の因果関係はよくわかりませんが、成績は良い塾生が多いと思います。

 

ホントはずっと悩んでいて、

塾なんて効果があるのかな?

相関関係はわかるけど、因果関係は全くわからない。

そんな感じだから、広告も出せない(^_^;)

 

「塾」という言葉が足枷になっている気もする。

 

というわけで、2024年は屋号を変えようかな、と思っています。

全力塾は続けるんだけど、塾以外のこともやっているし、他のこともやってみたいので。

 

若いときは、計画を立てて「Go!」って感じでがむしゃらにやってきました。

それはそれで良い経験になったと思う。

でも、「情報」みたいなものをよく考えていなかった。

こちらが出す情報をいかに届けるか、よりも、自分に入ってくる情報。

そちらの方を重視する必要があると思う。

 

正直、年末とか新年とか関係ない仕事をしているけど、2024年の目標は、

「2023年に考えてきたことを形にする」

です。

大切なのは、「まず1年続けてみる」

えー、私、本日、
3本目の矢を卒業しました。
結局、3本目の矢とは何だったのか?

それはですね、
食品工場の夜勤
でした。

塾の仕事が終わった後、食品工場で働いていたのです。
大学を卒業して初めて「先生」と呼ばれない仕事を2年間してきました。

採用のときに、知能テストみたいなのがあって、普通に解いたんですが、「なんかすごいヤツが働きに来る!」って工場長が言ってまわってたらしいんですが、思ったよりポンコツが来たので、なんかすいません、という感じでした。

基本、どんなネガティブな状況でもプラスに変えられるので、「なんでも学びになるなー」と思いながら働いていました。
それは、ものを教えるときのコツです。
勉強ではないことを覚えることは因果関係がわからないと大変でした。ただ因果関係がわかれば覚えられる。これは、勉強も同じでした。教えるのはうまい!と褒められました。それが本業なのですが。インドネシアの研修生にも仕事を教えて、逆にインドネシア語を教えてもらいました。トリマカシー!(ありがとう)

最初の1年は上越校がまだ以前の場所にあったので、経費を圧迫して生活は苦しかったです。途中からオンライン家庭教師の仕事が増え始めて、なんとか暮らせるように。
去年の3月は、塾、オンライン家庭教師、食品工場、移転作業をずっとしていて、ホントに記憶がない。どうやって移転作業できたんだろう?火事場のクソ力ってほんとにあるんだな、と思いました。

2022年度が始まって、自宅を塾にしたことで少しのんびりしていたのは前回のブログでもお伝えしていました。
ただ、食品工場の書き入れ時と塾の繁忙期が重なるのがだんだんしんどくなってきました。
そこで、この3月で辞めさせてもらうことにしました。
5年前に教室を増やしたことやコロナでできた借金も思ったより早く返済できたのもあります。

食品工場で2年働いたことで、価値観がだいぶ変わりました。それは、「職業には貴賎はないが人には向き不向きがある」ということです。
勉強できないと不幸だ、ということはない。世の中にはたくさん仕事がある。そりゃ勉強はできた方がいいかもしれないが、勉強できるようにならなきゃいけないわけでもない。
という考えの塾経営者が爆誕してしまったのです。

僕も塾生も「向き不向き」や「何が強みなのか?」をよく考えるようになったと思います。
僕なんて、経営者に向いてないことに開業して10年目で気付きました。
でもそれが良かった。経営は続けるけど、得意じゃないから、それで勝負するのはやめる。
やはり僕は「教えるのがうまい」らしいので、それを強みにしていくこうかな。これもここ最近の強みで、最初は全然そんなこと自分でも思ってなかった。

あと、昨年末に大学の友人たちと会ったのは刺激になった。地元では鳴かず飛ばずの僕なんだけど、同級生たちは僕がやってることを見てくれてた。「学校に来いよ」なんて不登校の友だちを誘うかのようなことも言ってもらえた。大学時代から不登校気味だったんだけど。

ただ、僕が工場で働いてることを笑った人間が一人いた。大学の友だちではないけど。その人とは連絡取るのをやめました。

と、いろいろ書きましたが、工場のみなさんにはお世話になってホントに勉強になりました。
汗もたくさんかいたし、筋肉もついた。まだガリガリだけど。
あと、自分でいなり寿司が作れるようになってお弁当にしていたくらい、できることが増えた2年間でした。
かと言って、また戻りたいかというと、ちょっと厳しいので、これからは堅実に謙虚に塾を経営していこうと思います。