今までずっと、

 

「できない」

 

って、

思い込んでいたけれど―――

 

それは、

本当に「できない」んじゃなくて……

 

単純に、

「自信がないから、やるのが怖い」

って、いうだけで。

 

実際にやってみたら、

自分でもビックリする程、

簡単にできちゃったキラキラ

 

そんなある日の出来事―――

 

 

 

私がウォーキングコースに

利用している公園は、

かなり広いこともあって、

 

週末にもなると、

様々な楽器の練習をして

いる人たちが集まります。

 

 

サックス

 

トランペット

 

フルート

 

ギター

 

三味線

 

バグパイプ

 

アコーディオン……

 

 

公園で遊びまわる、

子供たちのはしゃぎ声の間に聞こえる、

多種多様な楽器が奏でる音色。

 

まるで統一感なんてあったもんじゃない

けれど、

自由奔放にして、とても開放的。

のびのびとした感じが、私は好きです音譜

 

誰を気にすることもなく、

好きな楽器を好きに演奏するって、

気持ち良いだろうな~って、思いますハート

 

 

 

そんな幸せ気分で

ウォーキングをしていたら、

ふと―――

 

聴き慣れない……

初めて聞く音色に出会いました。

 

その音に誘われるかのように、

近づいてみると―――

 

見たことのない楽器を

演奏している男性がいます。

 

その人が手にした楽器は、

金属製の鍋のような……

カメの甲羅のような……

そんな形状をしていて、

 

それを太鼓のように

指で叩いて演奏していました。

 

 

ノスタルジックなようで、

どこか神秘的な感じもする、

不思議で魅惑的な音色。

 

一時期、

世界中の民族音楽に嵌って

いたのを思い出しました音譜

 

 

 

 

演奏を聴いていて、

浮かんできたイメージは2つ。

 

1つは、

果てしない砂漠を旅する

ジプシーの旅芸人一座。

 

もう1つは、

深い洞窟の奥底にある

美しくも神秘的な泉。

 

 

すっかりその楽器が奏でる音に

夢中になってしまった私。

 

その楽器の名前が、

どーーーしても気になるっ!!

 

 

しかし……

 

 

だいぶ人見知りを克服したとはいえ、

初対面の成人男性に話しかけるのは、

とても緊張します……あせる

 

別に食事に誘う訳でもなく、

ただ単に

 

「その楽器の名前、

何て言うのですか?」

 

と、訊くだけなのに。

その一言がなかなか、

出てこないのです……

 

自意識過剰なのは、

百も承知なんですけどね汗

 

演奏しているのに、

急に私が話しかけたら、

迷惑じゃないだろうか……

 

怪しい人だと、

思われないだろうか……?

 

 

私がいつもより無駄に多く公園の中を

ぐるぐるウォーキングしている間、

 

そんなネガティブ被害妄想が

頭の中をぐるぐる駆け巡ります。

 

 

私の本音はというと―――

 

あの楽器のことが知りたい!

すっごく、気になる!!

 

ここで楽器の名前を訊かなかったら、

もう二度と知ることが

できないかもしれない。

 

きっと、質問しなかったことを

後で後悔する。

 

じゃあ、今!

訊くしかないよね!!?

 

 

それに―――

 

 

今までの過去の私じゃなくて。

理想の私だったら……

にこやかに訊くことができるハズ!!

 

初対面の成人男性が相手でも、

笑顔でコミュニケーションできる!!

 

だから、大丈夫!

できる!やれる!!

行け、私っ!!!

 

 

「こんにちは~!

その楽器、珍しいですよね!!

初めて見ました~。

その楽器の名前、何ていうんですか?」

 

「ああ、この楽器の名前は

“ハンドパン”

って、言うんですよ」

 

「ハンドパン……。

お鍋の蓋をひっくり返したような形

をしているんですね」

 

「ハンドパンのパンは、

鍋っていう意味だからね……」

 

↑ハンドパン

(画像は下記サイト↓よりお借りしました)

https://ameblo.jp/samonblog/entry-12207093415.html

 

き、きけた~~~!!!

 

緊張したけど!

笑顔が引きつってたかもしれないけど!!

 

でも!!!

できたっ!!!

 

楽器の名前が知れたこと以上に、

訊けたことが嬉しかったです。笑

 

とっても、スッキリしたし、

理想の私にまた一歩近づけたので、

自分で自分に花丸をあげました合格

(よくできました!よしよし~音譜

 

 

本当に「できない」んじゃなくて、

「自信がないから、やるのが怖い」

っていうだけ。

 

いろんな言い訳が出てくるけれど、

それは全部、自分が傷つくことを

避けるための「逃げ道」に

他なりません。

 

 

その時―――

 

傷ついたって、良いじゃないか!

カッコ悪い私も、最高じゃないか!!

 

 

そんな風に―――

 

 

小さな勇気を出して、

ほんの一歩を踏み出したら……

 

今よりもっと、

好きな自分に出逢えましたラブラブ

 

 

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