こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

前回のブログでは男性型脱毛症と円形脱毛症の1タイプである蛇行型脱毛症の脱毛範囲が逆である事を取り上げました。男性型脱毛症では眼神経と呼ばれる神経が管理する範囲が問題となるのに対して蛇行型脱毛症では眼神経の範囲以外に問題が生じます。このように神経の守備範囲に応じて皮膚に何らかの異変が

生じる現象がある様に思えます。

 

本日の記事は上記の内容を踏まえて円形脱毛症をあえて西洋医学的な側面から考察してみたいと思います。

 

これも過去記事(いつか見た脱毛部)で書いたのですが私は経験上、円形脱毛症はデタラメに脱毛部が発生するわけではないと感じています。人は違えど頭の同じ部位に同じような形状で発生する様を何度も何度も見てきています。

円形脱毛症を改善するために鍼灸施術をする際にいつも思う事があります。「この脱毛部は何神経の支配領域なのか?」や「こことココの脱毛部はどちらも☆■神経に関連するなぁ」など。

そこで本日の記事では私がよく見かける脱毛部の一つを取り上げてみたいと思います。

今回は右耳斜め後方の脱毛部にします。

先ずはどんな脱毛部なのかを見てみて下さい。

どのケースも右耳の斜め後上方に斜めに傾いたような楕円型の脱毛部があります。

ここの部位の脱毛部は症状の悪化に伴って形成される事もあれば、全く髪が見えなかったエリアに髪が生え始めた時に浮き出てくるような形(過去記事:反転脱毛部)で見え始める事もあります。どちらにしても円形脱毛症にとってこの部位は重要な意味のあるエリアなのだと感じます。

上記の画像は悪化中のケースもあれば、一度全頭脱毛に至りその後産毛が生え始めたケースも写っています。どちらにしても一つの要となる重要な場所と言えます。特に蛇行型の場合はかなりの確率でこの部分に斜め楕円の脱毛部が現れます。

 

さて、ここで前回の記事でもご紹介しました頭皮を管理する神経の領域の図を見てみましょう。

これでしたね。

でも頭の左右が違いますので図を反転させて右側頭部の図にして上記の脱毛部を書き加えてみましょう。

こうなります。

赤丸を付けましたが脱毛部の部位を管理する神経は大後頭神経です。

ではこの大後頭神経がどのような感じで存在しているかを見てみましょう。

大後頭神経は脊髄から出る神経なので首の後ろ側から出て頭皮を上に昇っていくような感じに成ります。

そして大後頭神経の走行上に生じる今回取り上げた脱毛部について、後頭部側が下に傾いた楕円型はよく見かけます。そして縦の楕円も時折見かけます。しかし、完全に長く横長となった脱毛部と顔面側が下に傾いた楕円の脱毛部は見たことがありません。

どういうことかというと……

このケースに見受けられるように脱毛部の形成は神経の走行に沿って形作られるように思えます。

この現象はやはり円形脱毛症の発症に関しては神経の関与を疑ってしまいます。

 

そして前回のブログの男性型脱毛症の脱毛範囲を鑑みると

円形脱毛症・男性型脱毛症に関わらず髪と神経はかなり密接にかかわっていると再確認できると思います。

 

良ければ参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

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