こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

円形脱毛症の原因として

現在様々な説が唱えられています。

本日の記事は

円形脱毛症の原因と病理に関する

記事です。

 

 

当院では金髪にすることを

お勧めしていませんが

事情があり髪の毛をほぼ金髪にまで

脱色された方の事です。

 

脱色された翌週に来院された際に、

新たな脱毛部を発見いたしました。

それがこちらです。

印象としては一般的な脱毛の始まりです。

そして時系列的に回を重ねていきます。

この辺でお分かりになりますか?

 

 

解説いたします。

7月19日の画像をよく見てみると、

画像右端の方に生えている髪の毛は

根元が黒です。

この黒は地毛の色合いです。

つまり脱色した後に髪が伸びた為、

毛先は金髪でも根元の方には

地毛の黒色が見えるようになりました。

しかし、視点を脱毛部に移します。

すると、

脱毛部から生えている髪の根元は

脱色時のまま金髪です。

画像を拡大します。

これが何を意味するか?

 

 

つまりは、

脱毛部が露見した時、

既に皮膚の下では

『髪の成長・

   代謝が止まっていた』

のです。

 

 

更に時系列を進めます。

治療の甲斐もあり

脱毛部の右上方に黒い産毛が

生えてきました。

しかし、根元が金髪のままの髪は

依然として存在します。

 

脱毛部の右上のみならず

全体に産毛が生えてきました。

が、成長していない髪は

まだ存在しています。

 

産毛も太く長く成長してきました。

しかし、成長しない髪は

もう少し残っているみたいですね。

 

当初の脱毛部の画像と

最終的に伸びなかった髪の範囲の画像を

重ねてみると

この様に成ります。

画像を少し透明化して重ねました。

黄色の丸が最初に現れた脱毛部です。

橙色の丸が髪の成長が見られなかった

範囲です。

 

 

 

これらの画像から学べるところは

脱毛部が現れた時、

見た目には健常毛に見える髪であっても

既に代謝異常を起こして成長しない髪が

脱毛部の周囲に存在している場合がある

という事です。

今回のケースでは毛染めしたため

ビジュアル的に目視できる状況でしたが

これらは色の違いが無ければ

見た目的には全く健常毛と

同じであったという点。

マイクロスコープでも髪の太さは

一定で凸凹はしていませんでした。

 

 

そして髪が成長していないとして、

髪の強度はいかほどか?

既に成長してない事が確認できた際に

少し引っ張らせていただきましたが

一般的な感嘆符毛の様な

弱々しさは感じられなく、

健常毛と大差ない様に思えました。

(抜けるまでは引っ張っていません)

 

さらにその特徴としては

発症してから3か月近く経っても

頭皮に存在し続けていた事です。

 

私はこのような

一見全く通常であるが

髪の成長が見られず

最終的に抜けてしまう部位や状況を

潜在的脱毛部と呼ぶ事にしました。

 

 

次回にこの潜在的脱毛部に対する

私の考えを書いていきたいと思います。

 

と、その前に

参考過去記事として、

https://ameblo.jp/aoi-do/entry-12362461370.html

 

https://ameblo.jp/aoi-do/entry-12363927392.html

 

https://ameblo.jp/aoi-do/entry-12581852200.html

 

など、

お時間あったら読んでみてください~。

 

 

そして、

此方も見てみてください~!

円形脱毛症の事がまとめてあります。

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そして、

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