こんにちは。
あおい堂鍼灸院 院長の今泉です。
 
先日のブログでは表皮ブドウ球菌の働きが良い時、
頭皮に角栓様物質が現れるとしました。
そしてあおい堂鍼灸院の仮説を立てたところまで書きました。
早速続きです。
 
便通をよくする為に皆さんはヨーグルトなどに含まれる善玉菌であるビフィズス菌等を摂取されます。
ビフィズス菌を摂ると確かに良い便が出るようになることが多いです。
悪玉菌ばかりでは便は非常に臭くなり、質・量ともに劣化します。
排便するためには、または便の質を高めるためには良い菌が必要なのです。
一旦話は変わって、
テレビのワイドショーなどを見ていると芸能人の方が麻薬使用の疑いで逮捕されたりしています。
その時に麻薬を使用した事実の有無を確認するときに毛髪検査をすると報道されたりします。
理由としては毛髪に使用した麻薬の成分が入っているので、
その有無で麻薬使用の疑いが分かるとの事です。
使用した麻薬は血液に乗って毛根まで運ばれ、排泄されます。
それを見るのですね。
……チョット待ってください!
と、いう事は髪の毛には「排泄物」という一面があるのです。
全然ロマンティックな話ではなくて申し訳ないのですが、
髪は便の一種だとあおい堂鍼灸院では仮説を打ち立て、また定義しております。
話は頭に戻ります。
髪が便であるとするならば、良い髪を(便を)出すためには善玉菌が必要なのでは無かったか!?
あおい堂鍼灸院では髪を生やす能力は人間の身体単体の能力でも可能だが、
よい排便、髪の毛をはやすためには細菌の力を借りているのではないかと考えています。
まるで質の良い大便を出すのに良質なビフィズス菌などの力を借りているように。
 
どうでしょう?あきれましたか?
私は長年円形脱毛症の方と関わってきました。
毎回治療の前にはマイクロスコープで頭皮の確認をします。
その時にクンクンと嗅ぐわけではないのですが、普通に息をしているとそれぞれ頭の臭いがわかります。
予後の悪そうな方の場合、つまり今後多く抜けてしまいそうな方の場合に、
ある特定の同じ臭いを感じることがあります。
頭の臭いは人それぞれですが、状態の悪そうな方に限って特定の臭いがしたりします(例外あり)。
臭いの元は何でしょう。
恐らく頭皮の常在菌の活動による生成物の臭いではないかと思います。
これをあおい堂鍼灸院の仮説に当てはめてみます。
「円形脱毛症は自己免疫疾患!?」で書いたメラニン色素の異常、
これがなぜ起きるかなのですが、あおい堂鍼灸院ではいくつかの原因を考えています。
その中の一つに皮膚常在菌の乱れを挙げておきたいと思います。
本来あるべき菌バランスが崩れ、頭皮運営が乱れた結果として円形脱毛症が発症する。
そして菌バランスが復活すると回復してくる。
なんていう可能性もあるのではないでしょうか。
もし、この可能性が正しい場合表題にある「頭は洗うべきか。否か。」に対する答えが導かれます。
さあ、どちらでしょう。
答えは、
 
……(つづく)
 


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