今週から2年次ゼミの一次選考が行われます。うちのゼミは本日早速選考のための面接と小論文を実施しました。もちろん商学部筆頭の不人気ゼミであるため,定員の3分の1程度しか応募者は存在しません。しかし,全員合格にはしません。学力・意欲においてゼミの活動についてこれないと判断した応募者は落とします。
応募者の何を見るかといえば,文章を書く力です。語彙が豊かか,文章の中に論理展開があるか,具体的な説明があるかどうか。個々の文において必要な指示語や接続語が使われているか,主語と述語が対応しているかなどを見ていきます。
文章を書く力が,研究発表や卒業論文に取り組む基礎をなしていると考えています。それらの取り組みにおいて,専門的な文章をたくさん読んで,その知見に基づいて,根拠を提示しながら自らの主張を展開する必要があるのですが,文章の書けない学生は,根拠を持って論理を展開する力が弱く,そもそも文章を読む力も弱いことが多い。
文章を書く力のある学生は合格です。現在文章を書く力が弱くても,ゼミの活動の過程で,向上させる可能性のある学生も残ってもらいます。
一次募集での応募者は例年通りです。昨年は二次募集でそこそこ集まりましたが,今年はどうでしょう。説明会や見学会において,毎週プレゼンを行ってもらう,他大学のゼミと合同で活動する,研究発表会には年間5回程度参加してもらうなど,商学部生には大変だと思われることを強調しておいたので,避けられていると思います。しかし,学生が大変だと思うことをやらなければ訓練にはならないのです。負荷をかけてこそ能力が向上します。そもそも,うちのゼミでは,多くの大学,とくにうちよりも上位の大学では当たり前のことをやっているだけです。

